追悼・峰岸徹さん  映画つれづれ

俳優の峰岸徹さんが亡くなれました。

個性の強い、銀幕がよく似合う、俳優さんでした。本当に惜しい、と思います。

峰岸さんと言えば、大林宣彦監督の常連で、大林作品には常に出演されていました。個人的には、「廃市」なども印象深いのですが、「ねらわれた学園」の金星からやってきた魔王子役にはガツンとやられました。

あの目玉が描かれたキンキラの衣装に、あの時代劇のようなセリフ回し。大林監督の確信犯的な演出なのですが、峰岸さんの個性とも相まって、実に強烈で、それでいて憎めず、どこかユーモラスな悪役が印象的でした。

他にも、大森一樹監督作品「ゴジラVSビオランテ」の権藤一佐役も忘れがたいものがありました。峰岸さんは自衛隊のゴジラ対策室の室長役で、ゴジラが現れないときは窓際のひょうひょうした自衛官だったのが、ゴジラが現れると何と、バズーカ砲でゴジラに白兵戦を挑む役でした。

このキャラクターはすこぶる魅力的で、ユーモアがあってひょうひょうとしていながら、実はその底には真剣さを併せ持っていて、戦いには命をかけて挑む…。欧米なら007、日本なら「ルパン三世」風なのですが、僕はこのとき「ルパンは実写にするなら峰岸さんなら面白いのに」と思ったことを覚えています。

最近も「おくりびと」で渋い演技を見せてくれていました。この映画が海外ですこぶる評価が高いということで、密かに英語のスピーチを練習していた、というエピソードにも感動します。

大林監督は「はい、カット、OK!」で送り出したい、とコメントされていましたが、心よりご冥福をお祈りしたいと思います。
0



2008/10/24  9:39

投稿者:おたっきー

伊達邦彦さん、コメントありがとうございます。

確かに、峰岸さんはアウトローを演じるとすこぶる魅力的でした。

僕はVシネマ「狙撃」で、主役の仲村トオルを狙う敵役のシューティスト役も好きでした。

あれも主役を完全に食っていましたが、存在感がある役者さんが一人また減ってしまったのは、本当に残念です。

2008/10/21  19:16

投稿者:伊達邦彦

峰岸徹さんといい、緒方拳さんといい、ボクの青春時代に大人の渋い男を魅せてくれた俳優が立て続けに亡くなってしまった。

峰岸さんで印象に残るのは「南へ走れ海の道を」で演じたやくざだった。
主役の岩城晃一を最後にライフルで軽く仕留めてしまうシーンが何ともかっこ良いのだ。
主役の存在をこのワンシーンで呑んでしまった。

そんな名優でした・・・。

ご冥福をお祈りするばかりです。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ