優作さんに憧れて・・・  映画つれづれ

小学校の高学年から、いつも一緒に映画を観ていた親友のT君がめでたく結婚されました。

結婚式でスピーチをしたのだけど「ともに松田優作にあこがれ・・・」と喋った時点で、思わず詰まって、涙してしまいました。

結婚式は東京だったのですが、思えば優作さんも山口県から東京に出て活躍されていた訳で・・・優作さんに憧れ、食い入るようにスクリーンを見つめていた鼻たれチュウボウ2人がともに家庭を持つようになって、1人は東京、もう1人はまだ山口で頑張っているんだなあ、と思うと、何だか、感無量でした。

最映画仲間のMOTOちゃんやSigewoさんたちに優作さんの話をしていて、急に観たくなり、先日、久し振りに「野獣死すべし」と「ア・ホーマンス」を見直しました。

中学生から高校生、大学生にかけて、一番感性が鋭いときに、優作さんの映画に出会えて、本当によかった、と心から思いました。映画を観終わった直後、身体の奥から何か熱いものが噴き出すような感覚は、もう味わえないのだうな・・・。

そんなことを想いながらyoutubeを見ていたら、「ア・ホーマンス」の主題歌である名曲「Aftwe45」を、この映画で優作さんと共演され、これが映画初出演でもあった石橋凌さんが優作さんに向けて歌い上げる、素晴らしい映像がありました!!↓↓

http://www.youtube.com/watch?v=_agCtxkNBq8&feature=related

1998年ごろの映像でしょうか。バックに優作さんの映像が流れ、ジャズ・アレンジの素晴らしい編曲に乗せて、凌さんが魂を込めて歌い上げています。

歌い終わったあとの凌さんの表情に全てが語られていますが、僕はこの映像を見て、号泣してしまいました。

「After45 俺達は生まれ 狭い街角で出会った」「揺れる1985 過去は過去のもの 手を伸ばしてみる 夜明けに」

この歌詞は、凌さんが優作さんを想って書いたものなのでしょうが、僕自身、僕とT君との関係性にもリンクしてしまうのです。

小学生のころ、ひどいいじめを受けたときも、彼が唯一の友達でした。大好きな映画のことを、唯一語り合えるのも彼でした。「ハートをつなごう」に出演したとき、過去のいじめや勉強ができなかったことがクローズアップされることに躊躇したとき「お前が頑張ったことを俺が証明してやるから」と言ってくれたのも彼でした。

思えば、僕もT君も、優作さんが亡くなった年齢を超えてしまいました。でも、いくつになっても、優作さんは、映画も生きざまも、僕たちのあこがれです。

以前、奥田瑛二さんに取材させて頂いたとき、奥田さんは同じ年齢である優作さんを常に意識してきたし、今も意識している、というお話をされ、感銘を受けたことがあります。

すっかり家庭人ではありますが、僕自身、まだ「映画への夢」を捨てていません。T君もまた、自身のフィールドで頑張ることでしょう。

永遠のヒーロー・優作さんをこれからも見つめながら、これからも頑張っていきます。近く、シネKINGの「今日のうんちく」でも、優作さんの映画を紹介するつもりです!!
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2009/5/11  9:09

投稿者:マニィ

スローニュアンスさま、コメントありがとうございます!

温かいコメントに、ブログをやっててよかった、と心から感じました。

ネット社会での繋がりって、繋がっている、と思っていてても、実はそうでもなかったり・・・誤解が誤解を生んでしまったり・・・そんなこともあったりするものですが、初めてコメントを頂いたのに、スローニュアンス様の文の行間から、何か懐かしさのような、不思議なぬくもりを感じました。

これも、優作さん、そして件の名曲のお陰でしょうか。全国各地に散らばっている人々が、同じ熱き「魂」に惹かれ、それが縁となり繋がる・・・凄いことだなあ、と思います。

MOTOさんとも、不思議な縁なのです。もともとは仕事仲間だったのですが・・・。

これを御縁に、よろしくお願い致します!これからも、映画に大して「優しく」あれるよう、頑張っていきたい、です。

2009/5/9  21:38

投稿者:スローニュアンス

ARBのAfter1945,今世紀に残る名曲ではないでしょうか?ライブでは年数の部分をその時々に変えた数字で歌われていた石橋凌さんのまさに魂がこもった一曲だと思います。歌詞の通り”狭い街角で生まれた”私たちがそれぞれの縁で繋がっている事は必然以外なにものでも無いでしょう。
あ、初めまして。いつも読ませて頂いておりましたが初めてコメントさせてもらいました。お仕事とは言えよくそれだけの映画を観ていらっしゃるなと感心しておりました。ろくに観もせず分かったような感想を述べる人が多い中、おたっきーさんは”本物”だと思っていました。何よりもその観点といいますか視点が映画という物に対してとても優しい事が非常に嬉しいですしそれがまさにおたっきーさんのお人柄なのでしょうね。批判的なことばかり言っていた自分が情けなくなりました。これからも読ませて頂きます。そのきっかけを与えてくださったMOTTOさんにも感謝です!

2009/5/9  11:44

投稿者:マニィ

伊達邦彦さま、コメントありがとうございます!

・・・胸がつまりました。「エンターテイメントを忘れずメッセージを伝えること」。

確かに、これが僕の使命かも。でも難しい。そこを追求していくことが、これからの道かな。

伊達さん、ありがとうございます。

2009/5/9  9:17

投稿者:伊達邦彦

マニィさま、遠くから結婚式にかけつけてくれてありがとうね。

スピーチでは、ボクへの友情やマニィの辛かった思い出を涙を堪えながら聞いてました。

世界から戦争が無くならないように、いじめも無くなることはないのでしょう。
マニィと同じように辛い目に遭っている人達を救えるだけのパワーをあなたは持っている、とボクは考えるのです。
学習障害と壮絶ないじめ体験があり、それを克服した成功者であること。
これだけでもマニィのメッセージは同じ境遇で苦しんでいる人に説得力を持つ。
加えて、エンターテイメント性に満ちた文才とキャラクターを兼ね備え、マスコミへ登場する機会もある。

こんな人って、まずいない。
マニィ以外には。

だから本気でそう思う。
きみにはメッセージを伝える使命がある。

映画がエンターテイメント性を持つのは手段であって、表現者はそれにのっけてメッセージを伝えてようとしている。
マニィも同じようにエンターテイメントを忘れずメッセージを伝えてほしい。

シネKING見たいな〜。
東京でやらねえかな。

2009/5/8  21:34

投稿者:マニィ

MOTOさま、コメントありがとうございます!

「ア・ホーマンス」は、優作さんが全ての世界を達観しているような、そんな高みに立って作られているような、そんな作品だと思います。

自らの監督作であるが故に、この映画に込められた優作さんのの精神性や世界観は、永遠に生き続けるものだと思います。

マイベストは「野獣死すべし」ですが、この作品も、優作さんの魅力があふれていて、何度見ても飽きません。

リアルタイムでなくても、優作さんが亡くなられて随分経った現代だからこそ、今を生き抜くMOTOさまが優作さんの作品や生きざまに触れ、感動されること自体が、素晴らしいことだし、大切なことだなあ、と実感します。

番組でも必ず熱く語りますので、楽しみにしていてください!!

2009/5/8  21:23

投稿者:マニィ

劇団厳流第二級東京支部長さま、コメントありがとうございます!

優作さんの遺作のドラマ・・・「華麗なる追跡」ですね!!ジョイナー共演の・・・。

確かに、最近の松田龍平さんや翔太さんは、優作さんを思わせて、ハッとさせられますね。

龍平さんは「長州ファイブ」の山口県キャンペーンで御一緒させて頂きましたが、声や仕草に『優作さん』を感じてしまって、ドキドキしました。

お2人とも映画の世界で活躍されておられて、優作さんの遺伝子が、きちんとスクリーンで息づいていることが、本当に嬉しいです。

2009/5/5  19:50

投稿者:MOTO

素晴らしい映像を教えて頂いてありがとうございます。私は、昨年、ある番組で優作さんの存在の大きさに驚き、魂が揺さぶられた一人です。
「ア・ホーマンス」を早速、鑑賞しました。自分が男性だったらと考えてしまうほどかっこよく、しびれました。リアルタイムで触れたかったと悔しくなります・・・
でも、優作さんの存在を知ることが出来たこと、これは私の人生にとってとても大きな事です!

マニィさんが番組で熱く語られる日を今から楽しみにしています。

2009/5/5  13:05

投稿者:劇団巌流第二級東京支部長

私も松田優作さんの大フアンの一人です。優作さんの遺作のスペシャルドラマにスタッフの一人として参加させていただきました。亡くなられてから時間が経ちましたが、息子さんの松田龍平さんや翔太さんを観てると、チョッとした仕草に優作さんを発見することがあります。それと、優作さんの映画「ア・ホーマンス」等々で持ち道具を担当しているOさんはたしか山口県出身ですよ。

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