2010/10/22

月夜のページェント  nature
月齢14.3
ほぼ満月の一夜を前に静かに山を仰ぎ見る。

ほどなくして夕暮れとともに月が現れた。
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やわらかな夕暮れに包まれ、ゆっくりと夜へ吸い込まれてゆく。



月は上がるにつれ、その明るさに勢いを増してきた。
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まるで新しい惑星に降り立ったようだ。

そしてこのまま背後へ向かうまで月を見送る。
今宵はorionidsの極大日。
月灯かりにより観測はほぼ困難だが、これを最後にorionidsは70年後まで多くを語らなくなる。
約10時間も星空を見続ける。
わずか3個の流星を確認できたがカメラにその軌跡は写らなかった。

まもなくすると月没のときがやってくる。
以前から見たいと思っていた現象を一部始終見届けるいいチャンスだ。
それを前に30分ほど瞼を閉じ、地べたに寝転んで休む。

それとは、   『月の朝焼け』

満月の灯かりは太陽の約46万分の一。
そんな光でも山は焼けるのだ。

ふたたび瞼を開いたときはすでにそれが始まる寸前だった。
肉眼では山はただ暗いだけの月没に見えたが、目を凝らしてみるとわずかにオレンジがかっている。
シャッターを切り始めると、みるみるうちに山が染まり始めるのがわかる。
やがてピークを迎えた。

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【星空を背にオレンジに染まる旭岳】

まだ月が没するには時間がありそうだが、今度は太陽が山の背後から昇り始めた。

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白み始めた空に淡くピンクに染まる山。
まだ星空も残っている。
こんなに美しいものなのかと、夢中でシャッターを切る。

そして山焼けが終わったとともに、心地よい脱力感に包まれた。
背後では旭川の向こうに月が落ちる時であった。
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少しすると旭岳の横に太陽が昇った。
なんて暖かいんだろう。
46万倍の灯かりを浴びながらダウンを脱ぎ捨て、噴煙の音を聞きながらベンチで朝寝をむさぼった。
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2010/10/23  7:56

投稿者:ぱっちまん
まめちゃんへ
ひさしぶり!
元気にしてるかな?

写真、喜んでいただいてなによりです。
ありがとう(^^)

今年の夏は天気が悪すぎてほとんど撮影にならなかった分、今になって欲求爆発させてます。。。(^^;
10年近く旭岳を見てきたのに、まだまだ知らない風景があるなぁと感じます。

そんな風景をもっといいように見せれないのかなぁっと、撮ってきた画をみながら反省する日々です。
これからも見ててね〜



http://bc-qali.com

2010/10/23  0:35

投稿者:まめ
素晴らしい!!!
ありがとうございます。
そこに居ないのに、その努力と苦労と時間を費やしていないのに、この様な素晴らしい瞬間を知る事が出来るのは、本当にありがたい事です。(リアルとは違うけれど、その空気を想像し胸を鳴らしています)
ぱっちまんさんの、愛と魂を感じますわ。
これからも、楽しみにしています。

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