2011/3/24

夜気  nature
先日のミズナラと夜を過ごすために再び訪れた。
同じ空気を体の細胞に浸み渡らせるために陽の高い時間から対峙する。

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川沿いに夕陽が差し込んできた。

小鳥たちが慌ただしく飛び回る。

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柔らかな光を受け、そのミズナラは大きく腕を伸ばし今日の一日を振り返る。
足元にはウサギが訪れたようで、一筋の足跡が遠くから続いて来ていた。

やがて薄暮が訪れる。
蒼い光に纏われ、ミズナラは妖しくたたずむ。
全ての声は失われ、美瑛川が滔々と流れ続ける。
私自身の衣擦れる音もわずらわしいほど静寂だ。


もう光が届かない。
奥行きを感じられた森は、途方もなく深淵の彼方へと消えてゆく。
こうやって森は夜気に溶け込んでゆくのか。。。

ミズナラを見上げると空に糠星がちりばめられていた。
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しばらく仰ぎ見ると大きな流れ星が巨木の頭上を通り過ぎた。
先日のオジロワシの舞いといい、なにかこの木には存在感がある。

優しさ。
恐怖。
安心感。。。


妖しげな鳴き声が遠くから聞こえ、ふたたび私たちは夜気に溶け込んでいった。
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