2015/3/25

群像  nature
講習会を終えた足でそのまま車を走らせ、野付半島入りする。
夜風に当たりながら景色を見渡すと、また真っ白だった。

少し仮眠し、夜明け前から撮影を始める。
ここの主役たちはすでに活動中だ。
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ここでふと気付いた。
12月に来た時と彼らの反応が違う。
カメラを構えた瞬間に逃げようとする。
冬の猟期を越えてきて沁みついた反応なのだろうか。

それにしてもここは一体どこだろうといつも思わせる。
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まるでアラスカのようだ。
カリブーが季節移動をし、ムースが水を飲んでいるようだ。

ただ・・・やはり違う。
彼らとの距離が近い。

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たたずむその背後では漁師の船が走り、

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除雪の入ってない作業道では歩きやすいからと、のしりのしりと体を揺らして歩いてくる。

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小さな瞳は 「だぁれ?」 と無邪気に僕に近寄ってくる。

そう。 近いのだ。

遥か向こうから一頭の若いオスがまっすぐ僕へと向かってきた。
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まだ角は分かれていない。
彼と僕だけのとても長い時間だったように思える。
やわらかい風がそよいでは止まり、時間までもがそれに合わせているかのようだった。

しばらくして春霞に落ちてゆく陽を見送りながら「群像」たちの夜の姿に思いを馳せていた。

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