大型台風が接近する週末。
各地で予定されていた秋のイベントは、ほとんど台風
接近のため中止となってしまった。
ニュースでは不要不急でない外出は控えてとの連呼。
こんなときは、美術館でじっくり写真鑑賞。
ということで、宇都宮美術館で開催されている、
篠山紀信写真展を観に行ってきた。
1980年代、私が写真を始めたころ、
憧れの写真家の一人でもあった、篠山紀信氏。
展示されていたのは、1960年代からの、時代を代表する
人物のポートレート多数。
三島由紀夫から、山口百恵、後藤久美子、市川海老蔵、
きんさんぎんさんまで、3mはあろうかと思える
大型プリントで迫ってくる。
加えて、写真家として避けて通れないとして撮影された、
2011年の東日本大震災の被災者をとらえたポートレートも、
人間そのものから湧き出るストレートな感情が、
ひしひしと伝わるものであった。
写真好きの人も、そうでない人も、十分楽しめる大迫力
の写真展であり、おすすめである。
写真浪漫
http://sakatosi.la.coocan.jp/index.html

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