仕事を終え、電車を乗り継いで東京の下北沢へ。
今日は、シアター711で行われる林家彦いち、桃月庵白酒によるトークライブ「トラベルぴいち」を見に行く。
6時50分頃に711の前に行き、7時に整理番号順に入場。
ステージにはテーブルがひとつに椅子がふたつ。テーブルの上にはマイクが2本。
満席の中、7時30分頃に開演。
クイーン「サムバディトゥラブ」に乗せて両師匠登場。
挨拶の後の、「どうですか最近は・・」の話からもうおもしろい。
10数分語った後にホワイトボードを出してくる。そこに、それぞれがここ半年ばかりで経験した出来事のタイトルが合計で20以上書かれていて、そこからアトランダムに選んで語ってゆく。
何となく名前を知っている程度で見たことはない芸人さんのエピソードなのに、そのキャラクターがはっきりと分かる語り方。多分、その人は駄目な人なのだと思うが、とても魅力的に見えてしまうから不思議だ。そしてもちろん三遊亭白鳥師匠のことも語られた。このトークイベントには欠かせない人。良くも悪くも悪くも悪くも魅力的な人。
ここ数年でお二人共弟子を取られたので、弟子エピソードも増えてますます内容が充実。
「ここだけの話」も色々と聞けた。こういうのはライブ、生の現場でしか味わえない。
あれこれそれと語られ、約2時間笑いが絶えなかった。いつもより白鳥師匠の話が少なかったが、今回はあえてそうしたとのこと。白鳥師匠のエピソードだけで2時間語られるとのこと。いつか「白鳥スペシャル」として白鳥師匠のことだけ語る回をやってほしい。ていうかゲストに呼んでほしい。
この会はもともと年1回だったが、年1では語り切れないので最近では年2回になっている。個人的には年4回ぐらいでやってほしい。
とにかく笑いまくりの2時間。テーブルの上のマイクは最後まで使われなかった。
次も見に行きたい。
そう思わせるのが魅力というやつなのだと思う。