落語家の林家彦いちと桃月庵白酒が落語ではなくトークをするイベント「トラベルぴいち」。
年に、1、2回下北沢で行われていて出来るだけ見に行っていたが、前回からコロナの影響で無観客収録配信となった。
毎回、ステージに出されたホワイトボードにお題が書かれるが、それにほとんど触れることなくトークは進む。
トーク内容は落語業界のあれこれについてが多い。やはり、一癖も二癖もある人達が集まっている世界だけにちょっとした出来事がおもしろエピソードになってしまう。
コロナに振り回されて落語の世界も大変なのだが、それでも何となく楽しそうにしている、この状況を楽しんでいる落語家の人たちを見ると少し安心する。
本当はライブで見たい。時間の都合を付け、交通費まで払ってそこに行って見るという行為からライブの楽しみは始まっているのだと思う。
一体感とかは嫌いなのだけれど、ふとした一言で皆がドッと笑う瞬間に起こる包まれる感じはやはりライブでしか味わえない。終わり間際に彦いち師匠が放った「フロントガラスが左龍」で大笑い。これをライブで見ていたら会場は大爆笑になっていただろう。
早くまた下北沢まで行って見てみたいものだ。
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