2018年8月31日から9月2日! それは、私にとって忘れることのできない三日間でした。
日盲連結成70周年記念、第64回全国盲女性研修大会(中・四国ブロック、島根大会)が、開催されたのでした。その思い出をまとめてみようと思うのですが、たっくさんの思い出から何をピックアップすればいいのやら悩むばかりで、時が流れて行くばかり・・・!
あれは、まだ寒い日の朝 そう・大会の2年くらい前のことだったでしょうか。小河会長からの「全女大会が回ってきたがどげかい? 49年ぶりになるだぁ・・・」思いがけない電話に、動揺を隠し切れない自分がいました。しかし、打ちのめされてばかりはいられない、時間は容赦なく過ぎていくのだから・・・。普段付き合いの無い、四国ブロックとの統合開催となっているので、まずはコンタクトを取らなければと。電話をかけることが、初仕事となったのでした。多少・時間はかかったものの、なじめて、協力してもらえて、少しだけ気持ちが楽になったように思います。
費用のこと、会場のこと、多方面への協力依頼と交渉事、参加人数のこと。際限なく襲う恐怖。そろそろ、パニックになりそうなとき、「あんたは、何にもせんでもいいわね。人がやってごすけん、任しちょうだわね。」「応援するよ。土産の出店しようか?」「祭りジャン、一緒に盛り上げようよ!」などなど。うれしい言葉に、今でも涙ぐむ私です。
交通の不便なこの島根に、いったいどれくらいの参加が見込まれるのか。悩んでばかりもいられず、観光PRの原稿を書いたり。「島根らしさ」「自分らしさ」を掲げて自分を叱咤していましたおかげさまで、参加人数は、会員・関係者合わせて450人ほどになりました。おりしも2018年は、松平不味公の歿後200年に当たり、お祝いムードも高まっていました。日盲連も結成70周年! 何か不思議な光が差したような、そんな気持ちになって、突き進むことができたような・・・? とわ言え、無力な私には、人の手を借りることしかできなかったのですが・・・。
交流会場では、ディナーのメニューとは別に、出雲蕎麦と・ぜんざいのコーナーを設けてふるまっったのですが、これが好評で、あっという間に売り切れ。きっと、口にできなかった人もいたことでしょう。出雲蕎麦は、日本3第蕎麦。ぜんざいは、出雲が発祥の地。そしてこれは、振る舞い食と、PRが効きすぎの感でしょうか! 大会終了後も、「美味しかったよぉ。あの企画、最高だったねぇ。」と、たくさんの声がありました。
そして、CD作成もこだわりを持ってしました。交流会場で流すBGMは、中・四国各県にまつわる局を集めてみました。ざわつく会場では、聞き取れないと思い、各部長と・常任委員に、お土産として配ったのでした。
他にも、式典の日のBGM。女性部の販売コーナーのわらべ歌。
もっともっと大きなことは、今まで要望が有っても手がつけられなかった、研修レポートをCD化して、各団体に配布したことでしょう! これは我が家ではできないので、
それでなくても忙しい事務局の皆様には、お世話になりました。
次に、女性部の手作り販売コーナー!! 一部の人から声が上がったときは、ティッシュボックスのカバーのような簡単なもので・・・。」というはずだった。ところが始まってみると、夢が膨らんで。その数は、10種類程度にもなったでしょうか。それもほぼ完売で。買い求めたペンダントを早速つけて、会場を歩いてくださる人もいて。ほんとうに感動でした。
この販売につきましては、隠岐の島の人々のご協力を忘れるわけには行かないです。お手玉に思いを寄せる私に、川岸から・ギシ玉を取ってきてくださった人。それを夜中までかかって実をはずし。ごみを取り除いて、干して。付き合ってくれた家族にも感謝です。お手玉を縫う人たちを探して集めてくれた友人にも感謝です。
お土産コーナーを充実したい・私の思いを実現させてくれた、物産館の出店、。出雲のかみありずきの出店にも感謝です。
何よりも、最後まで支えて・引っ張ってくださった、事務局の皆様。小河会長。実行委員の皆様。ボランティアの皆様。感謝いっぱいの気持ちを汲み取っていただけたなら幸いです。少しでも経費の足しになればと、立ち上がって下さった元女性部長様方。女性部副部長のお二方も、ありがとう。あの時いただいた・みにバラは、しっかり根付いて花を咲かせてくれています。「島根、ばんざぁい!!」

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