猫の額ほどの小さな庭で、やごべーを抱いて コスモスを見ていたときだった。道行くおばあさんに 「大変ですねぇ」と 声を掛けられた。
えっ どうして? 返す言葉を失いそうだった。眼の見えないものが 子守をするのが 大変そうに見えるのだろうか? カチンときたけれど やごべーに「ほら こんにちわって・・・!」と 語りかけると 「バッ」と 返して にこやかに歩いて行った。
あのおばあさんは 私たちに 優しい言葉を投げかけたつもりでいるに違いないが、これぞ 偏見そのものではないか!! 80であろうが 90であろうが 孫を抱いた人に「大変ですね」とは 絶対に語り掛けない。たとえそれが どんなに不細工な赤ちゃんでも「まぁ かわいいお孫さん」か 「元気そうだ事」というはず。
たった 眼が見えないだけで こんな言葉を掛けられようとは 思いもしなかった。
決して悪気ではないと わかってはいるけれど、これが 世間一般の 障害者に対する 感覚なのだと・・・。
ウーン なんだかなぁ??

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