今日は風も少なくて、外が気持ちいい。庭の木の間に、ガザニアを植えたり、夏野菜を植えたり、夫ちゃんは忙しく働いている。さっきまでそれを見守っていたけれど、水道の検針の音がするので、急いで家に隠れて。まるで「引きこもりだなぁ」と、独り言! 老人性鬱病かも??
世にも不思議な人種といえば、あまりにも失礼な話かも知れないけれど。でも、不思議な人との出会いがあった。もちろん患者さんなのだが、55年生まれだから、家の娘たちと変わらない。彼女は去年、横浜の方から「もの作り学校」とやらで来ている。そのもの作り学校ってのもよく分からない。何度説明を聞いても分からない。どうやら地域活性の役割を担って、活動するのだそうだ。なので、給料は役場から出るらしい。その彼女、ウルトラマラソンに出ると言ってる。で・当然練習が必要で。膝に問題が有るからと、鍼に通い始めた。練習法を聞いてみると、「太りすぎてるから、痩せることから始めなきゃと言われてるんですよぉ。」だけど、マラソンは2ヵ月後。「えっ今から痩せるって、どうやって痩せるの?」 聞くところによると、毎日歩き始めたと。でも、1キロを30分くらいかけて。「あんた、そんなことじゃ、痩せもしなければ、体力もつかんよぉ・・・!」 あきれ果てられても「そうですかねぇ」とのんびり。これで、50キロに挑戦しようというのだから無謀としか思えない。運動は、大の苦手と言っているし。イベント事には、積極的に参加して、盛り上げが必要かも知れないけれど。このウルトラマラソンは、毎年島内外からかなりの参加者があると聞いている。苦手なことなら、違う形で参加ってのっも有りではないか?? そして、もっと驚いたのが、中村の桜祭りの事だった。いろんな催しを企画して、どれも思うほどの結果が見られなかったといっていた。これは仕方ないことだけど。「カラオケに参加すると言ってしまってねぇ。じつは、そんなものしたこと無かったことに気がついて。自分が音痴かどうかも分からなくて。民謡を歌うおじさんに聞いてもらったら、音痴だってわかってねぇ・・・! でも言ってしまったらやめられんじゃないですかぁ。」「で・何を歌ったの?」 森山 尚太郎の桜を・携帯にダウンロードして。それを聞きながら、尺八を噴いてもらって歌ったらしい。ウーン、勇気が有るなぁ。そのしゃべり方を聞く限り、そんな勇気の持ち主とは思えナインだがなぁ。ここに来るまでは、外国に1ヶ月単位で行ってたという。それも・ホームステイで。学生ではないのだから、誰かが準備してくれるのではなく、自分でいきなりの交渉で行ってたというのだから、尊敬に値する。「早く帰って、お母さんを安心させてあげなさいよ」というと、「今まで外国に行ってたから、ここなら連絡も取れるし、言葉も通じるから安心だと、言ってます。」と、笑っていた。芯はしっかりしているのだろうけれど。なんとも、不思議な人種に感じられて・・・!!

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