毎度どうも、簡易モード発動といいながら、気に入った作品となると、それなりに力入って長くなってしまいますねぇ(苦笑)そんなわけで、時間も字数もないんで、早速開始していきましょうかね。
★サブカル系メジャー
・川田まみ/「LINKAGE」
kalafina同様、一般系にするべきか悩みつつも、今回サブカル系でのピックアップとした、I'veの歌姫が一人、川田まみさんの3rdアルバム。
前作2nd「SAVIA」から2年、その間リリースされたTVアニメ「とある魔術の禁書目録」のOP『PSI-missing』、『masterpiece』の2曲。OVA「灼眼のシャナS」のOP『Prophecy』、ED『All in good time』のタイアップ4曲を含む全14曲が収録。
個人的に1stは絶妙、2ndややコケな印象だったんで、久しぶりの3rdがどうなるか気になってたんですが、結論から言うと”帰ってきた!”って感覚で、少なくとも2ndよりは良かったと思います。
店頭で見たセミヌードのジャケ写には意図不明で苦笑いでしたが、作品内容は相変わらずの1曲目のインストから2曲目への繋ぎっぷりも良く、硬派なデジタルベースなサウンドに乗せた”らしい”楽曲が溢れており、どの曲も安定した一定の水準をクリアしたクオリティで、捨て曲無く流して聴けた気がします。
しかし、あえて変えない”らしさ”を感じる事から、昔ほど強烈なインパクトを受けなくなってきているのも事実ですし、組織が大きくなった故かもしれませんが、MELL、KOTOKOと言った他の所属する歌姫達の作品と似た感じになっており、いままでのように各アーティストの声質にあった曲の使い分けがなされていない気もするので、今後お互いに同一エリアで競合してしまうのではないかという心配も…f^_^;。
今回の収録曲全て初体験の楽曲群で、タイアップ系も良かったですが、個人的なイチ押しは、ラスト曲『DREAMS』ですね。知る人ぞ…かもしれませんが、アイルランドのバンド「The Cranberries」の曲で、原曲を知っている人間としては嬉しかったし、I'veバージョンの妙と言うか、久しぶりだからか結構新鮮で、いい仕上がりでしたね。
・音楽.澤野弘之/「機動戦士ガンダムUC オリジナルサウンドトラック」
ブルーレイ/DVD共にセールス好調で、先日19日付ランキングで4週ぶりに首位に返り咲いた話題をしたばかりですが、『21日発表されたオリコン週間ブルーレイランキング(26日付)によると、BDが約3000枚を売り上げ、2週連続で1位となり、累計で約8.1万枚を突破した。』と、更なる人気を示す記事もありましたね。そんなリリース好調な作品の人気の要素はテーマや作画クオリティー等、様々あるでしょうが、そのひとつ音楽も素晴らしく、大きく貢献してると思います。
個人的には本編ラストの主人公・バナージがUCガンダムを起動させるシーンを彩った#2「UNICORN」のマッチングに心わしづかみにされましたが、他にも建造中のコロニーの拡張を目の当たりにしたオードリーの「世界が拡がっていく」の台詞と共にシーンを彩った#8「A LETTER」等、随所に名曲があったんで、思い切ってのサントラ購入でしたが、オーケストラサウンドのイメージが変わる程カッコイイ楽曲ばかりで、悩んでるなら間違いなくオススメですし、ガンダムファン以外にももっと注目してもらいたい一枚ですね。
CD帯にあるように、基本的にはオーケストラサウンドなんですが、正式名称解りませんけど、和太鼓テイストな低音打楽器が支えるサウンドが特にツボですし、オーケストラに合わせる音が、民族楽器ぽかったり、電子音的なテクノぽかったりすれば、壮大かつ斬新な印象からか、どことなくロック系な雰囲気があるのも特長ではないかと。
気になって澤野弘之さんの過去作調べてみたら、ドラマで坂口憲二さんが出てた「医龍 Team Medical Doragonシリーズ」(今関西地区、再放送中)や「魔王」。アニメで、「ギガンティッグフォーミュラ」・「戦国BASARA」等があり、調べて納得なオイラの琴線触れまくりな作品の名前が結構ありましたね。(ノ゜O゜)ノ澤野弘之、また一人スゲェ作曲家と出会ってしまった気がします。昨年「musica」という初オリジナルアルバムをリリースされてるらしいので、こちらもタイミングみて探してみようかと。
・シェリルノームstarring May'n/「ユニバーサル・バニー」
『劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜』を彩った、シェリルの楽曲音源で全8曲収録。May'nさんのアルバムと同時リリースされた作品でしたが、劇場版視聴までスルーし、視聴してから中古市場が落ち着くの待ってましたが、流石の人気でまだ価格低下低いですが、弾数も少なかったんで、たまたま出先で中古発見したので時期ハズレ購入。
先行シングルでもあった#2「pink monsoon」は正直微妙で不安なままの劇場版でしたが、TVシリーズ同様に劇場でもおいしい展開や引き込むポイントを彩る、菅野よう子xMay'nは変わらず安心で、アッパー系の破壊力は異常でしたからね。(苦笑)取り合えず、#1『ユニバーサルバニー』、#7『オベリスク』は必聴モノでしょう。
★同人系
同人系の3月には、祭り的な大きいイベントで大勢力の東方系「例大祭」があり、結構な数の作品リリースがあったんで、記憶を頼りに解る範囲で区分けしてますが、入荷時期の関係や購入時期がちょっと不安です。一応リリース時期より購入時期を重視したピックアップにしてます。
なので、そこまで気にする必要もないでしょうけど、サブカル系メジャーの「ユニバーサルバニー」の様な3月以前の過去作ピックアップも含む事もありますが、今回放置期間や購入ラッシュの影響から4月リリース作品まで判断誤り混入の恐れがあります。
後は全くと言っていいほど東方系詳しくないんで、場合によっては大御所系に失礼なコメントしてるかもしれませんが、勘弁してください。m(__)m
・CROW'S SCLOW/「Original Intention」
確か正確には、09冬コミにてリリースされた作品で、当初探し当てられなかった作品でしたが、「例大祭」の影響なのか、入荷してたのを発見しゲット。6年間の10枚に及ぶ作品から、アレンジ曲に絞り厳選された15曲をリ・レコーディングして収録と言う事で、所謂初ベストな一枚。
前作?オリジナル作品の「Blacker Than The Blackest Black」は個人的には若干ギターが前に出過ぎで、聞き手より演じ手の方が楽しんでるタイプという印象のサウンドでしたが、オリジナルとカヴァーの違いなのか、オイラの心理状態が変化したのか、今回のベストはかなりツボのアレンジ曲ばかりが詰まってましたね。
変わらず、ギターテクニック上位ランク的な片鱗は随所に見えてましたし、普通にヘビメタ・ハードロック系のインスト作品として高クオリティでした。おかげさまで軽くハマって、過去作品探索サークルにターゲットロック(認定)しましたが、余り見かけなかったり、中古でも通常販売価格程度と、わかりやすいプレミアではないながら、そこそこなお値段なんで、人気高い感じですね(苦笑)
・岸田教団&THE明星ロケッツ/「ROLLING☆STAR」
過去に東方系とは知らずに購入した一枚をきっかけに存在を知ったサークルさんですが、ヴォーカル系のアレンジでは大御所みたいで、知名度&人気高いようで、かなりの枚数入荷してましたから、ネームバリューによる購入しても安心な部類になるんでしょうね。今回の作品もメタルアレンジ系ほどの毒素は少ないながら、女性ヴォーカルの万人向けなロックサウンドとして、聞きやすくも耳に残るカッコ良く気持ちいいアレンジばかりが収録された全8曲構成の一枚でした。ただ#6「シンデレラケージ」はノリ良く好きですが、イントロ&アウトロ部分が、微妙にブンブンサテライツ「DIVE FOR YOU」に似てたような…。あの程度ならパクリというより不可抗力でしょうけどね。f^_^;
・EastNewSound/「EastNewSound Best vol.1」
ぶっちゃけ見たままベストと言う事で、新規開拓に購入してみたヴォーカル系アレンジ。過去4作品からの12曲抜粋構成でしたが、片霧烈火、茶太と言った同人界隈で目にする実力派の名前もあったんで、試聴無しでの冒険買いを決行。f^_^;
タイプ的には、トランス系アレンジなんで、軽い電子系サウンドが好きならヴォーカルも安定してますし、聞きやすいでしょうね。反面、オイラが原曲を知らない事も手伝ってるのか、トランス以外のオススメポイントが見つけにくく、個人的には可もなく不可もなくと言ったところですが、流してても谷間は無いし、変なavex系よりは価値あるんじゃないかと…\(^^:;)
・岡垣正志&フレンズ/「SCARLET FANTASIA 〓(←ローマ数字で5)」
PROJECT.C.K.のカワサキ氏が描く独特なイラストは個人的に好きな部類で、そんなカワサキ氏のイラストをジャケットにした音源があるのはスルーしながらも知ってたんですが、今回たまたま在庫ラスト1枚みたいな時に出会った事もあり購入。
ヴォーカル(男・女で各1曲)とインストが2曲の合計4曲収録。アレンジはハードロック系で、久しぶりの男ヴォーカルは、懐かしのアースシェイカー(←まだ知る世代はいるのか?)みたいでしたね。(笑)確かに帯情報通りにハードかつドラマチック展開で、メタル系ほど激しくないながら、どことなく懐かしい雰囲気のある疾走感を感じたのは、ハードながらキーボードの存在感が効いてるからなのかもしれませんね。f^_^;
いかんせん4曲なんで、メジャーサークルらしさは感じる完成度と演奏力は確認できましたが、全てを評価するには時期早々かと。
……と、こんなもんですかね。ぶっちゃけ3〜4月は年度末関連なのか、結構色々とリリースラッシュに沸いてたイメージありますし、ちょっと東方系音源に興味出て来て購入ラッシュも起きたんで、3月か4月か不明で、残した同人系の枚数がまだ結構残ってたりするんですけど…(苦笑)
ゆうても、もう月末も近ければ、4月の購入音源かなり多いので、引き続き4月購入系のピックアップを開始してもいいかもね。(´〜`;)

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