1964年(昭和39年)の東京オリンピックの話題が出てきたついでに、
いろいろなコトを思い出した。
こういうコト、小学校or中学校or高校で教わった人は居ますか?
1964年東京オリンピック以前は、日本に仕事がなくて貧しくて、ブラジルなどへ
移民が続いていた時代だった。
労働力は有り余っていましたが、日本にカネが無かった時代だった。
いろいろの見方、問題はあったけど、良い悪いは関係なく1964年の東京オリンピックを
開催するための資金は「ガリオア・エロア資金」として戦勝国(アメリカ)から、
貰ったカネだったんですよね。
必読
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/hanashi/story/1_2.html
日本はその資金を、1964年の東京オリンピック、東海道新幹線や東名高速道路、そして
黒四ダム、愛知用水といった日本のもっとも必要とした経済発展のインフラ(経済基盤)
整備に使い、その結果、日本は驚異的な発展を遂げた…と世界から言われた
全部で12兆5000億円。9兆円が無借款。
あとの3兆5000億円を返し終わったのが1990年7月。
返済が終わったこの年まで、日本は開発途上国だった。
一般的には日本人の勤勉さが驚異的な発展を成し遂げたと…教わった。
が、勤勉さだけがあってもカネが無ければ、何も出来なかった。
ボクらが小学校時代に飲んだ「脱脂粉乳」。
あれも、ユニセフからの寄付だった。
そんなコトを学生時代に、アメリカの学校の夏期講習で教わった。