2005/11/16

ボク達の子供時代には、「野遊び」なんていう呼び方はなかった。全てが「野遊び」だったから(笑)。
夏休みには竹ひごで作った虫かごとタモを持って昆虫採集、あるいは近所の川へor駿府公園の堀へ釣り竿を持って釣りに出かけた。女の子は胴乱をもって植物採集して押し花をすることが多かったのかな?。胴乱って知ってる?。
今や、この虫籠も工芸品になってしまっていて、昔のような何でもない虫かごを探すことはできない。また、釣り道具入れもそうだ。釣り道具屋へ行くとほとんどプラスチックのケースのモノだ。また高級品として漆塗の釣り道具入れがショーケースに入っていたりする。
杉の板で作られた何でもない釣り道具入れが物置に在った。小学校低学年の頃、昭和30年年頃か、近所の釣り道具屋さんで売っていたのだと思う。歯で噛みつぶすオモリ、毛鉤、小さなウキとか糸巻きがぎっしり詰まっていた。
四角な薬の缶の中にも当時の釣り道具がイッパイ詰まっている。缶の中に紙袋が入っていて当時の噛みつぶすオモリが20個くらいそのまま入っていた。
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