会社の近所を通る国道一号線バイパス。
そこの四車線化工事が何年も続いている。
近くの山(賎機山)を貫通する537mのトンネル工事が今年になって始まった。
http://www.shizukoku.go.jp/torikumi/seishin/shoubu/shizuhata-tonnel/images/pdf/shinchoku1001.pdf
早く全線4車線開通して欲しいモノだが、ハーフインターだったインターチェンジが
フルインターになるため、弊社の敷地の30%がかぶってくる。
来年には会社は移転をしなくてはならない。
それはそれで、重要な問題なんだが、別に気になることがあった。
トンネル工事の入口の上に「反ったツノのような木材」が置かれている。
何かしらの御守りだと感じていた。
トンネル工事が始まった時から気になっていたが、ノロノロ走りながら写真を撮ってきた(笑)。
ネットで「トンネル工事 安全祈願」と検索してみると「化粧木(ケショウギ)」と呼ばれている。
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反りのある太い松や檜を横にして、角のような感じです。
これは山の女神様を鎮めるために祀られています。
危険を伴うトンネル工事での安全、無事故を祈願するものです。
昔は山の神様は雌犬だといわれており、女性が入ると犬神が嫉妬をして怒り、
口笛を吹くとしっぽを振る?つまり工事にて崩れたり、
危険を招く可能性があるという迷信があったそうです。
現在は工事の見学、開通式、医療行為などで、女性は入坑できます。
でも口笛はふかないほうがいいかもしれませんね。
危険を伴う坑内で懸命に作業している方たちがいますので。
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