ミドルレイヤー。
アンダーウエアー、そして次に着るモノ、セカンドレイヤーとも呼ぶのか。
ミドルには1枚だけでなく2枚or3枚と着る人(時)もいると思う。
<上>
ポリエステル繊維の起毛材。
ユニクロが「フリース」と云うモノを流行らせてくれたが、それ以前、
20年以上前から同じようなモノは世の中にあった。
シンチラ、ポーラーテック100、200、300とか各アウトドアメーカー、
各繊維メーカーによって呼び方が違っていた。
シンチラ=パタゴニアオリジナル素材
ポーラーテック=モルデンミルズ社の商標
このフリースが出現し、一般的になってアウトドア(ヨットも含めて)の服装が
劇的に変わった気がするがいかがなモノだろう。
1970年代半ば…だと思う。30数年経ているのか。
フィンランドのRUKKA(ルッカ)というアウトドアメーカーがある。
http://www.rukka.com/lfashion/rukka/rukkawww.nsf
東京ボートショウを晴海で行っていた頃だが、そのボートショウで購入した。
そのころはシンチラ…と呼んでいた。
自宅に今でも残っているのだが、今は身体が大きくなってしまって入らない(笑)。
<フリース>
ユニクロの中にも色々なフリース製品があるが、どちらかと言うと薄手のヤツが多い。
ちょっと厚手のモノもあったが、街ではいいかも知れないがヨットでも、寒い山でも
歯が立たない。暖かくないのだ。空気層が少ないためだと思う。
ヘリーハンセンの古い厚手のフリースを2枚持っているが、非常に暖かく、
ユニクロはこれらには全くかなわない。ノースフェイスのフリース類も暖かい。
アウトドアショップのウン万円するフリースとユニクロの2000〜3000円、
あるいはそれ以下のフリースとでは全く違う。
ただ、山歩き、スキーの時のミドルレイヤーとしては、薄手のために動きやすくて
良いかもしれない。
しかし、一昨年、ユニクロの半額セールでコイツを見つけた。
アクリル100%のハイネックセーター。
1枚1980円、2枚で3000円…と云うヤツだ。
パッケージに厚手のヒートテックとか…と書いてあった気がしたが、
ヒートテックのタグは付いていない。
コイツがやたらに暖かいのだ。昨冬、今冬はこいつを着ている。
だぶつかないし、風もそれほど通さない。
<下>
これも非常に悩ましい。
その日の天候のコンディションによって選ばなくてはならない。
以前は選ぶほどの選択肢がなかったので選ぶ必要がなかった。
今は豊富にあるがために悩む(笑)。
左側はスポーツメーカー「デサント」の裏起毛のトレパン。
表面加工してあるので風をフリースほど通さない。このままでも履ける。
右側はヘリーハンセンの中厚フリースパンツ。風が無ければこのままでも良いが
風を通すし、中厚なので上に履くパンツはオイルスキンに限られる。
このままでは街で歩けない感じ(笑)。
登山用衣料メーカーのフェニクスの登山用パンツ。
山道具屋のバーゲンで購入したが、風を通さないパンツ…と書かれていた。
なるほど、本当に風を通さない。
またスパンデックスが入っている(?)ために収縮性に優れていて非常に履きやすい。
ただ、この手のパンツを履くには、ファーストレイヤーが薄手でないと困る。
窮屈で、モコモコしてしまう。故に悩むのである(笑)。