「もしもし、田中くん?」
携帯が鳴り、オンすると聞き慣れた声。
「はい」
「あのね、お願いがあるんだけど…」
不吉な予感(笑)。
「明後日、20日の100周年記念の祝賀会の時に、【幼稚園の想い出】という
タイトルで祝辞を述べてもらいたいんだけど…」
「えっ〜、ボクばかりに役目がくるんじゃないですか!」
「だって、親も子もこの幼稚園に通った監事、理事、評議員って、今いないのよ」
「…」
「それに同級生だから、一緒の想い出を持っているし…」
11月20日。
拝啓 初秋の候、皆さまには益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、本園は、明治43年に当地にて設置許可を受け開園して以来、
今年で100周年を迎えることになりました。
…云々。
…と言うことで、子供の(ボクも)通っていた幼稚園の100周年記念行事に幹事として
出席せざるを得なくなりました(泣)。
ボクたちの頃は木造平屋だった。
昭和40年頃に鉄筋コンクリート3階建てで建てられた。
が、今回その鉄筋3階建ての園舎を解体し、新しく木造平屋で建てられた。
ボクたち団塊の世代。
この園には一学年、200人を越す園生がいました。
今や、20数人。合計で80人ほど。
ボクはこの幼稚園に、3年7ヶ月も通っていました(笑)。
昭和29年3月から3年7ヶ月を引くと、昭和25年8月から幼稚園に
通っていたことになるのか(驚)。
昭和25年8月というと3歳2ヶ月からだ(大笑)。
違うかな。
当時のお弁当風景。
正面左に座っているのが、ワ・タ・ク・シ。天然パーマ。
両側はみんな女の子(笑)。
桜花幼稚園100周年記念