10月11日
2002年頃、シマヤンと下見した大川口からバリコヤの頭、大川口コース
今回、Danchoさんリーダーでサブリーダーにmさんと、岩初心者の四人が同行する事になった。
このコースは山は経験豊かでも岩の経験が無ければ登れない難ルート、今回もDanchoさんの現場指導の元時間は係ったが無事6名登る事が出来た
余裕の頃の二人はさて??
ショウタンの山歩録にも書きました
大川口(おおこくち)から北に少し下ると旧鉄塔道コースが有り、ここから取り付く
最初から急登りだが、2002年頃とは違い明るくテープも有りコースは分かりよい
コース通り登って行くと先ず最初の岩、これは捲く事も出来るが岩越えも巻き道もどっちもどっち!!
小雨が降っている、ダンダンと険しく危険度が増してくる頃、2002年ショウタンが引き返した岩稜に出たがここは上手く巻き道があった
途中、ロープ無しでも十分登れる所も、初心者のロープ練習と経験のためロープを出しユックリと安全を確保しながら登った
とうとう最初の岩登り、リーダーは安全確保しながらロープワークの講習をしてくださるが、生徒は不真面目だ<(_ _)>
初心者は時間が係る
最初の笑顔は消え失せていた (^_^;)
登り詰めるととうとう最後の難関、5〜6mの岩場に出た。
リーダーやシマヤンはルートを探す、左手の沢越え巻き道は行けそうだが雨で小さな沢をトラバースする事は危険が多すぎた
正面の岩を直登する事にした
リーダーが登りロープを下す、2番手はショウタン、ここばかしは転落は死を招く
シッカリとブルージックで安全を確保した
最後に登るシマヤン
ここからはますます厳しい登りだ、ガスでルートも分かりにくい
リーダは、岩を登りルートを探し、ショウタンは巻き道を探す
捲いたり登ったり、慎重な行動を要する所だ
とうとうルートが見つからない、こういう時のルート探しは得意のショウタンだが無い
無いと探していると一本のテープが、この方はここをトラバースしたようだ
我々初心者は安全確保のためロープを張った
渡りきるが、又目の前にピーク、この付近は地図では読みつらい小さなピークがいくつもある、3つほど小ピークを越えると見覚えのあるバリコヤ頭に出た
時間が係りすぎた7時間10分、14時30分だ
予定していたコースは時間が読めない、稲村ヶ岳経由クロモジ尾とするコースに変更したが、このコースもそう簡単なコースではない
ジョークの多い二人も言葉が出なくなって行く
稲村ヶ岳でもう6時前ヘットランプがいる時間だ
ここでルートの再変更がある
通常ルートで母公堂に変更、問題は大川口にデポした車の回収だ
タクシーの利用以外に手はない
稲村ヶ岳の山頂はフォーマーが何とか繋がったが最終決断地点では電話が繋がらない
何とかナルサ
山上辻、法力峠と下って行く
ヘッドランプの列が続くが、この法力峠までの間は熊の多い所、ショウタンは大きく声を出しながら、笛のある人は笛を鳴らし下った。
法力峠が済み下って行くと突然メールの音が鳴った
電話が繋がる、シマヤンは天川タクシーに電話(0747-63-0015)した。
21時に母公堂に来てくださるそうだ。バンザーイ
車を回収して、天川で軽く夕食、帰宅は午前1時と少し反省のある時間となった

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