久しぶりの明治村の記事である。正月に明治村へ行き、記事を書き始めてもう4ヶ月も経つ。記事も29回目となった。ほぼ1か月分である。
明和高校では、5月末に遠足を実施するが、今年、3年生の普通科全クラスが目的地として選んだのが明治村である。私も3年生とともに明治村へ行くことになった。花や緑の美しい時期であるので楽しみだ。1年生はリトルワールドでデイ・キャンプを実施する。昨年は1年生と一緒にリトルワールドに出かけた。同じ時期、2年生は修学旅行で高山・平湯・上高地・軽井沢へ出かける。
明和高校の遠足は、2クラス以上同じ目的地でまとまれば、クラス単位で行く先を決定できる。伊賀上野や馬籠・妻篭、彦根、伊吹山などに分かれたこともある。修学旅行のコースは、以前は会津・奥磐梯であった。私も3回ほど会津に同行したことがある。
さて、今日取り上げる明治村の建物は神戸の異人館である。
神戸山手西洋人住居
【旧所在地】神戸市生田区山本通
【建設年代】明治20年(1887)代
明治村公式HP
http://www.meijimura.com/visit/s32.asp#a01
現在、神戸には観光名所として北野に異人館地区があり、多くの洋館が保存されて公開されている。国の重要文化財となっている「風見鶏の館」や「萌黄の館」、国登録有形文化財の「うろこの家」など30以上の異人館が残されている。
明治村に移築されたこの住居は、神戸の山手、山本通りにあったものである。明治20年代に建てられ、何代か所有者が変わった。昭和初年から40年まで、フランス人の貿易商フェルナン・ブルム氏が住んでいたが、ブルム氏の帰国にともない解体されることになり、結果、明治村に移築された。2階建ての瀟洒な洋館と瓦屋根の和館が渡り廊下によって結ばれている。
