写真は林道のホオジロでいま頃からよく見られる鳥。でも本文には関係ありません。
9日、相模湾のど真ん中の、陸地がやっとみえる20キロぐらい沖合でクロッチョ釣りをしていたときのことである。
ふと気付くと、伊豆半島方向から一羽の小鳥が竹蔵丸に向かって飛んでくる。
しかし、その飛び方は弱々しく、フラフラとしている。
傷ついて弱っているのか、それとも飛び続けて疲れたのか。きっと竹蔵丸で休むはずと思ったら、案の定ナカダツの上に止まった。
ブリッジの天窓から顔をだして挨拶しても逃げる様子もない。その距離4メートルほど。そして、一時間ほど休んでから、ピィ、ピィ、ピィーと三声高らかに鳴いて三浦半島方向へ飛び立って行った。
なにかお礼でもいわれたような気がしたのだが、お茶を出したわけでもないし、そもそも礼を言うなどあり得ないのだけど、何だか不思議ないい気分で、ガンバレヨって見送ったのである。
しかし、いつもは群で行動するツグミがたった一羽で相模湾を横断しているのはなぜだろう。色々考えてみたが、やはり群の中で一番成長の遅い弱い存在だったということなのかもしれない。
クロッチョ漁の方はリールから巻き上げ機へ変更した2回目で、やっと扱い方が分かってきて、2回しか投入できなかったが23匹の成果。
しかし、まだ商品のパッケージが出来上がってないため、クロッチョ漁は2月までお休みとなりそう。せっかくやる気になってきたのに・・・。

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