昨日、久々に林道へ出かけてきた。
ミズキの白い花がもう盛大に咲いていたから、毎年リスの現れるミズキの前で20分ほど待ってみたが、どこにも姿を確認できなかった。
そこで、フクロウが気になるし、リスを後回しにして巣のある森へ行ってみたのだが、どこにもフクロウの気配はなかった。
巣立ったばかりの子フクロウを発見したあと、雨や風の寒い日が数日続いたので、無事かどうか確認に行ったときは、100メートル離れた場所で鳴き声が聞こえ、親フクロウの飛ぶ姿もあった。でも今回はそれもない。
しかし、前回鳴き声が聞こえたが、姿は発見できなかったのだ。子フクロウはまだ飛ぶことができず、ジャンプできる程度だろうが、隠れるのはうまくなっている。それからまた5、6日経っているからもっと遠くまで移動できるだろうし、知恵もついてきているだろう。
でも、以前は子フクロウがボウボウと鳴くと、親フクロウが、ギャーギャー鳴いて、静かにしろとたしなめていたぐらいだから、今回こちらの気配を早々に感じとって、親子ともども近くの茂った葉に上手に隠れているかもしれない、とも思う。
と考えるのは、巣のある周辺、100メートル四方は松の高木が多く幹間が広い。それと、ブッシュや小枝が少なくて、大きなフクロウが飛びやすい。そんなだからここではエサの野ネズミもとらえやすそうだ。
この100メートル四方を外れると、枝の込み入った場所が多くなり、体のでかいフクロウの生息には向かないように思うのだ。
そんなふうにフクロウ探しをしているとき、斜面に直径30センチぐらいの穴が開いているのを発見する。恐る恐る棒を差し込んでみたらかなり奥の深いのが分かった。
で、カメラを突っ込んで、中を撮影したら、奥に別の穴が開いているのが見えた。
これはアナグマの巣だろうか、それともキツネのものか。巣の入り口には蜘蛛の巣もなく、雑草を踏み付けた跡もあるし、現役のようだ。
フクロウと同じ場所にいるんだね。ホント不思議。
で、この写真をアップしようとパソコンにデータを取り込もうとしたのだが、パソコンから受け付け拒否される。何度やってもダメ。これは困った、どうしよう。メディアが古いから壊れたのだろうか? でも、画像はカメラ上で再生できるのだが・・・。
昨日は帰り道、道路を渡るリスを発見したが、すぐに逃げられる。前回も道路を渡るグレーの小型獣を見つけるが、これは何か大きなものをくわえているようだったし、一瞬のことでリスかどうかも確認できなかった。
もしリスなら、子供を移動させていたのかもしれない。
写真は前々回、巣立ちヒナを撮影したときの別カット。一羽しかいないし、やはりチビなのだろう。できるならもう一度合ってみたい。

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