自分でエサを獲れるようになるまでしばらく時間がかかるだろう。
カラスに追われ、応戦するノスリ(自宅上空で)。羽が抜けているのは換羽中のため。
強風でトンビが吹き飛ばされる中、羽をすぼめて一点に静止し、地上の獲物を探す。
ノスリがリスを狙っているのは分かっているが、その他に何を食べているか気になり、少し調べてみた。
あるHPではノスリがカマキリをくわえているところがあり、別のHPではニワトリを襲っているのもあった。
また、野ネズミを主食にしている、と書いてあるものもあったが、これは平地の畑や田圃周辺で観察している人のページだった。
どうやらノスリは平地を狩り場にしているものと、山で生活するものがあるようだ。
林道のノスリは標高500メートルぐらいのその上空100メートルぐらいを舞うから、山に生息するタイプのようである。
そんで、いろいろ調べていった結果、昆虫やトカゲ、カエル、ヘビ、ハト、水辺の鳥、キジ、ヤマドリ、ネズミ、モグラ、リス、子ウサギなどとなるようである。
あるHPに水辺でオオタカが獲ったカモを横取りする写真があったから、オオタカより強いようだが、カラスに追われているところを何度か見たことがあるから、カラスは食べないのだろうか。
フクロウはカラスにモビングされるけど、子カラスをよく食べるし、ノスリも可能性があるかもしれない。
ともあれ、ノスリは何でも食べそうだから、森の中の枝にひっそりたたずんでいるときは、リスだけでなくあらゆる動くものを注視しているのだろう。
しかし、リスの巣のそばやえさ場によくいるし、リスをかなりの確率で狙っているのは確かである。
しかし、巣立ちノスリを発見した場所が林道よりかなり下であるし、林道で見ない日は里の方へ降りているのかもしれない。
ただ、ハトのような中型の鳥を襲うとは思わなかった。
ノスリは 体長 ♂52cm ♀57cm 翼長 ♂122cm ♀137cm 体重1,5kg(フクロがそのぐらいだからたぶん同じぐらい)
トンビより少し小さいぐらいなのにハトを襲う俊敏な動きができたのだ。
もっと観察しなくちゃね。

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