今年の雄花と昨年の2月から小さいまま14ヶ月待機していた雌花。
すでに受精が終わり、青くなって成長を始めた雌花(子ぼっくり)。
ネットの「白岩先生の植物教室」に松ぼっくりの解説が詳しく載っていた。
それによると、松ぼっくりは雌花が成長したもので、驚いたことに受精するまでに13ヶ月かかるそうだ。
写真に今年の雌花のあるものが写らなかったが、2〜3月頃にできる雌花は翌年3〜4月まで小さいまま待機し受精する。それから青くなって成長するようだ。これが10月頃茶色く成熟し、鱗片を開いて実を飛ばす、ということらしい。
上の写真は雄花と昨年の雌花しかないが、このてっぺんに今年の雌花が出たものがあるらしい(雌雄同株)。
根元に一つだけ大きく見えているのが昨年の雌花で、青くないからまだ受精してないもの。
下の写真は受精が終わり青くなって成長し始めた子ぼっくり。これで14ヶ月ぐらい経っていることになる。
とりあえずここまでは理解できたが、林道の松には子ぼっくりの数が少なすぎるように思える。小さいから気付かないだけかもしれないから、もっとよく見る必要はある。
ということで、前回の子ぼっくりはtaka隊員も指摘してくれたように雄花のまだ成長してないものでした。一雨で松もその他の植物も一気に芽吹いてきた。
不思議なのは、ではなぜエビフライは年中あるかってことだ。これが次なる疑問だ。

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