4月11日に「隠れていた森」を発見し、そこを流れる沢が水源までつながっているのを確認した。
この沢を勝手に「第3クワ沢」と名付けることにした。
また、沢の上流の水源は、写真のゴルフ場が利用しているものであり、山道沿いに数キロもパイプを埋め込み、引いてある。少し前に新崎川をクルミを探しながら下ったときの、湯河原町の水源とは別物だ。
この沢を「第3クワ沢」としたのは、写真のように沢の真ん中に第3クワの木があるから。
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4月21日、ここへ二度目の探索に行ってみた。
いつも歩いている林道の下にこんな大きな穴が開いているなんて、前回までまったく気づかなかった。
ここに隠れてクワの実を食べるリスを観察できそうである。
この沢は、穴の反対方向の新崎川の谷へ向かっていて、100mも離れてない場所の
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第3クルミの木まで涸れ沢として続いている。
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写真中央上部の白く細い山道が途切れたあたりが水源で、そこから「く」の字に林道まで下っているのが第3クワ沢である。
その林道の下の穴を通って、沢がもうしばらく続いているのが見えるだろうか。
林道の右下部分に少し広くなった場所があるが、ここがよクルマをく止める場所。
ここから左へ200mほど進んだ場所が幕山入り口三角州エリア。写真中央下へ向かって細い筋があるのが散策道で、幕山山頂に続く。
その途中に濃い緑の林縁の陰が強くでているが、この林縁沿いにまた別の散策道があり、林道と平行するようにコの字形を描きながら写真左下方向の谷へ下って行く。
写真左下の黒く濃い場所は断崖絶壁の陰である。
クルミの木はこの大石ヶ平へ下る散策道に沿ってあり、第2クルミの木が、写真一番端から300mほど上に、第3クルミの木が写真のちょうど中央あたりにある。第4、第5クルミの木は画面左端から300mぐらいに位置する。
そんなわけで、水源のリスは第3クルミの木が一番近い場所となり、航空写真上の直線で資源から約500m。第4、第5クルミの木までは、この沢を通るなら700、800mになるのだが・・・。
それで、沢の途中にもリスの巣がないだろうかと、調べてみた。
すると、松の木が数10本もあり、新しいエビフライ、古いエビフライがたくさんあったが、巣は一つも発見できず。どこかにありそうにも思えるのだが、若い松ばかりだからだろうか?
また、林道の第3クワの木から数10m沢を登ったあたりに、クルミの食痕を二つと、クルミを掘り起こしたような小さな穴を発見する。
やはり、水源のリスはクルミを採りに谷を下っているのである。そして、クルミを採り、林道を越えたあたりで貯食しいていた。ただ、数が少なかったから、まだ別の貯食場所があるかもしれない。

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