湯河原町にはこれまでシカは生息していないといわれてきた。
ところが白銀林道沿いの森の中でシカの骨を拾ったことがあり、野良こねこさんグループは白銀山周辺でシカ糞やヌタ場を見たりしているのである。
それに近年、各地でシカが増えて、とりわけ湯河原の両隣りともいえる伊豆半島や丹沢では森の下草や樹皮が食べられ、ツルツルテンの林が出現して大問題になっているほど。
しかし湯河原の森はどこへ行っても笹薮だらけだし、歩くこともできないぐらいの下ばえの多さ。ハンターにもシカの目撃情報はない。
でも、昨日のターンパイク行で、写真のカワハギを発見したのである。
私は湯河原の森の、しかも林道沿いしか知らないから、ハズカシながらシカのカワハギを見るのが初めてだった。
カワハギはリョウブの木の、少し古いものだったが、これがシカが湯河原町に生息する証拠写真である。
そんなわけで、シカの写真はまだないのだが、撮りたいような撮りたくないような、複雑な気分なのだ。
今回はまたリスの姿も目撃できたし、ウサギの糞も発見できた。
ここは標高が1000m近い大観山山頂付近なのに、リスやウサギには住みやすいのだろうか?

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