少しややこしいが、スミレには「
スミレ」という名前のスミレがある。
これの見分け方は、側弁に毛があり(この写真では見えないが)、葉には翼がついていることで分かる(写真下)。
そして、このスミレの変種が次の「
アツバスミレ」である(たぶん)。スミレ図鑑のより色は濃いが、葉はそっくりだし、触ると他のどの葉より厚みがあった。
次の写真は「
ミョウジンスミレ」で、スミレ図鑑に次の解説がある。
「スミレの一形で花ののどの部分が白くならず濃い紫色のもの。特に学名も無く正式な変品種ではなく俗称・通称名となる。」
次は「
オオタチツボスミレ」。見分け方は、花柄(かへい)がタチツボスミレのように根元から立たず、茎に付く葉の脇から出ていること、らしい。
今回も、不思議なスミレを発見した。前回のヴィオラ・ソロリエのことがあるので園芸種を調べたら、ありました。「
アメリア・スミレサイシン・フレックス」というやつらしい。
今回はまた別の少し湿気のあるような場所も歩いてみた。そしたら小さな白い花を見つけた。「
ツボスミレ」のようである。
次はアカネスミレの色が薄いバージョン「
ウスアカネスミレ」ではないだろうか。アカネスミレは側弁に毛があり、葉や花柄を短い毛が覆っている。この場所は色の薄いアカネスミレが多いような。
そして、またもや同定不能なスミレがいくつか出てきた。
アカネスミレそっくりなのだが側弁に毛がないのだ。これが3種もある。
その1
これは葉と花がそっくだが、側弁に毛がなく、距(きょ)も少し短い。これはまったく分からない。
その2
これの側弁に毛があれば、アカネスミレとすぐ間違えるだろう。だが、距は長いけど短毛に覆われているからやはり違うのだ。お手上げである。
その3
葉の形はアカネスミレそっくりだが、葉や花柄などにまったく毛がない。だから毛の有無の違いだけのオカスミレと言いたいが、側弁にやはり毛がないのだ。そしてもう一つ葉の形が似ているのがコスミレである。コスミレだろうか?
湯河原にどれだけの種類があるか、スミレ探しをしてみようと思ったが、スミレはいっぱいあるし、地面ばかり見ていたから疲れてしまった。
あと何種類あるのだろ?
間違いがあったらお願いね。

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