今日一番の4,5キロマダイ/
釣りには「大名釣り」と呼ばれるのがあって、エサをハリに付けてくれたり掛かった魚からハリを外してくれたりと、まさにお大名の釣り。
まあ、若い女の子などが釣り船に乗ると、釣れた魚がバタバタ跳ねただけで「キャー」なんて黄色い声を上げるし、その魚を触れもしないのだから大名釣りよりももっとすごいかもしれない。
今日は1名のベテランお客さんを乗せ、ワラサ釣りに初島まで行ったのだが、船にたった一人のこの釣りも、本来の意味とは別にその贅沢さから「大名釣りだね〜」、なんて言ったりする。
今回、この大名釣りが大漁で、最高の釣りとなったのだ。
釣りを開始したとき、隣と後ろの船のサオが次々と曲がったのに、近くにいるこちらにはまったくアタリなし。いわゆるコマセが効かない状態である。
たった一人で撒いたぐらいでは寄せエサが足りず、魚が船の下に止まってくれないだ。
で、しばらく指をくわえてながめたあと、作戦変更して船団から少し離れ単独の群れを見つけることにした。
そしたらこれが当たって3、4連発でヒット。しかも上げてみれば2キロのイナダが主体の中、ほとんど3キロオーバー。
そして、4、5本釣った後に本日一番の釣り。
重量感たっぷりの引きを見せ、海中を白くユラユラとあがってきたのがこのマダイ。後で計ったら4,5キロの大物だったのだ。
結果、イナダ・ワラサは合計11本、マダイ4,5キロ、キロ近いジャンボイサキが3匹に、別途1時間ほどイサキ釣りをして小型が7、8匹。
まあ、見ての通りの大漁だったのである。
でも、明日も一人?

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