小松石露天掘り跡地/
右の灌木(?)の陰から2頭の子イノシシが飛び出した/
真鶴は海の町だが、石でも有名な町である。
たとえば古くは江戸城築城の石垣から近いところで八王子の昭和天皇陵までと、ずいぶんと長い間石を掘り続けている。
写真はその採掘現場の跡である。
いまでも岩がむき出しでダンプがガーガー出入りする現役の丁場はあるが、役目を終えた丁場は整地し、木を植えたり、池を造ったりするのだろう。今日新しい林道を走っていて発見し、初めてその跡地へ入ってみた。
ここは標高450mの星ヶ山美化センター(焼却場)下になるが、林道へ上る道からは見えない位置にある。
昨年、林道へ上るたびに工事の音がしていたのがこれだったのだ。
この広い跡地は、セイタカアワダチソウなどの雑草は生えているものの、パイオニア木本が見えないから整地されたばかりだと分った。
そして、観察しながらコナラ(?)が植樹された写真中央上、池の先あたりを歩いていたら、いきなり鳴き声がして灌木(?)の陰から子イノシシ2頭が飛び出し、右手の林の中へ走って逃げた。
鳴き声が「ウォン」のイヌ系のように聞こえたし、開けた場所なのでまさかイノシシと思わなかったが、はじめお尻しか見えなかったのが横へ走り出し、しっかり姿を確認できたのだ。
それどころか2頭が並んで数10mも走るのが見られたのである。
ここへ入る人は皆無なのだろうね。
次の写真は跡地で見つけた見たことのない不明種2点。
きっと土を運んだときにまぎれて入ってきた外来種か園芸種だろう。
アレチハナガサ/
ガウラ/やまぼうしさんより/

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