ウラギンスジヒョウモン♂/
ウラギンスジヒョウモン♀/
ウラギンスジヒョウモン♀/
ウラギンスジヒョウモン♀/
20日、よく見かけたのがウラギンスジヒョウモン。
これら全部が別々の場所で撮影した固体で、別物だが、見た通りのボロボロ状態。
チョウの翅が欠けた固体はよく見かけるが、全部が全部ボロボロなのが不思議だった。チョウの寿命はたしか短かったハズだが、これらは羽化してから何日目ぐらいなのだろうと思った。
そしてネットでチョウの寿命を調べてみたら、一般的な成虫♂が7日間、♀が9日間とやはり短かった。この間に交尾しメスは卵を産み、子孫を残すのだから、生殖のためだけにチョウとなるということなのだ。
だから、ものすごくハードな体の使い方をするのだろうか。
でもウラギンスジヒョウモンは長い期間成虫が見られたはずと、調べていくと、驚いたことにチョウは種類によって一年に数回、卵から成虫になることを繰り返すものや、一回だけのものがあるのが分かった。
これを「年一化性」とか「年4化性」とか呼ぶようだ。
で、ウラギンスジヒョウモンは一年に一回発生する年一化性であるのが分かった。
10月頃、卵から孵化した1齢の幼虫の姿で越冬し、4月始めに2齢となり、約1ヶ月かけて6齢になり、蛹へと変身する。(飼育記録から)
http://www.geocities.jp/n25nmori/uraginnsujihyoumonn-shiiku.htm
ウラギンスジが梅雨頃から発生し、10月頃まで姿が見られるということは、幼虫の成長度合いに差があるということだろうか?
しかし、数ヶ月も違うというのは何かへん。4化性のチョウは数ヶ月で4回も卵からチョウになるのだから、ウラギンスジ成虫の期間が9日よりずっと長いのではないだろうか?
だからよけいにボロボロになるのではないか。
これがどこにも書いてないのだ。
★船情報
また台風で昨日真鶴港へ避難した。
大きなウネリがあり、港を出るタイミングを計って出発したが、途中大きな波やえぐれがあってけっこう怖かった。

0