阪神の快速急行というと、今は近鉄直通の速達列車というイメージがあるって私は思っているのですが、かつては梅田〜三宮間で特急並みの速達列車として走っており、梅田発着時代の末期は平日の夕方以降の運転になっていたものの直通特急の運転が始まる前は日中にも運転され、当たり前のように乗ったり撮ったりすることが出来ました(^_^)
私は梅田発着時代の快速急行は数回しか乗っていませんが、2000系に乗れたこともあり阪神らしい顔にコイルバネ台車(FS341)で高速運転を楽しむことが出来ました(^_^)高速といっても阪神の最高速度は106km/hなので阪急神戸本線やJR神戸線に比べると低いですが、それでも十分って思っており、特急停車駅の御影や魚崎を通過し、特急の停車しない岩屋や青木(おおぎ)に停車するところが面白かったです(^_^)現在の快速急行(近鉄直通)も近鉄車6両編成が停車出来ない御影は通過しており、急カーブを低速で通過する姿は共通しているなぁって思ってしまいます(^_^;)
梅田発着時代末期の快速急行(梅田〜三宮間)の停車駅は野田・尼崎・甲子園・今津・西宮・青木・岩屋でしたが、今津と西宮は隣同士であり速達列車なのに連続停車するところが面白かったです(^_^;)現在の快速急行も土休日のみ今津に停車し、更に平日の日中と土休日は武庫川にも停車するため土休日に尼崎〜西宮間で快速急行を利用すると武庫川・甲子園・今津と停車し、急行並みです(^_^;)最も尼崎〜西宮間は本数が減少した急行の代替というのもあるので武庫川停車は仕方ありませんが(^_^;)
写真は梅田で撮影した2000系の三宮行快速急行ですが、梅田ではもうこの姿を見ることは出来ません(>_<)2000系は前面・側面とも種別と行先が一体になった幕が使われており、「快急 三宮」「快急 梅田」という表示が阪神らしくて気に入っていました(^_^)阪神らしいというのは種別表示を略すことで、例えば直通特急なら「直特」、区間特急なら「区特」になるわけですが、直通特急はともかく区間特急は阪神にしか存在しない種別であり、「区特」では慣れない人にはわかりにくいのではって思ってしまうことがあります(^_^;)余談ですが、阪神では区間特急に限り女性専用車の設定があります。
三宮行快速急行の側面表示です。阪神の方向幕使用車両では見ることが出来なくなった表示ですが、近鉄から乗り入れて来る1026系・1252系・5800系がこれに準じた表示を採用しています(^_^)(但し阪神線内のみで近鉄線内は赤地の表示です(^_^;))