「東急8500系8634F、TOQ BOX号だった頃の姿」
東急電鉄・横浜高速鉄道
東急電鉄では20年以上前から東横線と田園都市線に一社広告電車「TOQ BOX」を運転してきましたが、昨年見た時に側面の装飾が無くなり前面のみとなっているのを確認し、その後何の前触れも無く前面の装飾も無くなって自然消滅してしまいました(>_<)ステンレス車が当たり前の東急の中で装飾がある車両は目立つ存在であり、乗れた時は「今日は運がいいなぁ〜」って思ったこともありました(^_^)
東横線のTOQ BOXは9006F、田園都市線のTOQ BOXは8634Fが長く務めましたが、初期の頃は先頭車のみしゃぼん玉と虹の装飾が施され、中間車はそのままでした(^_^;)後にビル&山の装飾に変更された際に中間車にも装飾が施されるようになり、編成全体での見た目も良くなりましたが、更に1997(平成9)年の東急75周年記念の際に一般公募で虹&音符&楽器のデザインになり、21世紀まで走り続けてきました(^_^)特に田園都市線の8634Fは走行区間が自社線〜半蔵門線から自社線〜半蔵門線〜東武線と広がり、東武の複々線区間を堂々と急行や準急(東武乗り入れ初期は区間準急と通勤準急)で走る姿が見られました(^_^)
8634FはTOQ BOXになった際に側面に赤帯が入れられましたが、これはTOQ BOXでなくなった今もそのまま残っており、かつて絵が入っていた頃があったという証になっています(^_^)他に青帯+先頭車のみしゃぼん玉模様の装飾が施されていた8637Fも現在はしゃぼん玉を撤去し、ただの青帯車になっています。しかし赤帯が当たり前の8500系の中で青帯というのは非常に目立つ存在であり、8614Fの伊豆急カラー(伊豆のなつ)と並んで珍編成ではないかって思っています(^_^;)
また東急では8634Fと8637Fを特別編成と考えていたのか車内案内表示器(LED式、千鳥配置)とドアチャイム・自動放送装置の取り付けが行われました(*_*)ところがそれ以外の編成には普及せず今でも8500系で車内案内表示器・ドアチャイム・自動放送装置を持つのはこの2編成だけです(^_^;)車内表示器や自動放送は東急線内だけでなく半蔵門線・東武線内でも使用され、東武線内でこれ等の編成に乗れると8500系の爆音モーターと東武仕様の自動放送を一緒に楽しめます(^_^;)しかも8500系は両先頭車がデハのため、爆音モーターを聴きながら前面展望を楽しめるのも良いところではないかって思っています(^_^)