「南海6300系&6000系の高野線8連急行、天下茶屋での撮影」
南海電気鉄道・泉北高速鉄道
南海高野線で走っている6000番台の車両は片開きの6000系と両開きの6300系、そして両開きで角張った車体の6200系の3形式で、各形式とも相互に連結が可能となっているため6000系+6300系や6000系+6200系等で組成し、急行から各停まで幅広く活躍しています。最長は8両編成ですが、かつては平日の泉北高速線直通列車で10両編成を組んだこともあり、関西の大手民鉄では近鉄と並んで最長の編成両数でした。
8両編成の列車は日中でも走っており、各停以外でなら見ることが出来ますが、かつて17m車の4両編成までしか入線出来なかった橋本でも見られるというのに驚いてしまったことがあり、「南海もよくやったなぁ〜」って思ってしまいました。東武東上線で言うなら小川町に発着する10両編成といったところであり、急行がある場所を境に各駅停車になってしまうところも似ています(南海高野線は河内長野、東武東上線は川越)。表示の色も赤で共通していますし・・・
高野線の急行は難波発で見ると橋本や林間田園都市など複数の行先がありますが、橋本行は接続の無い列車だと「急行 橋本」と表示するだけですが、極楽橋行に接続する列車だと「急行 橋本 高野山連絡」という表示になり、高野下行に接続する列車だと「急行 橋本 高野下連絡」という表示になります。狭い行先表示にキツキツに入った行先表示は「強引だなぁ〜」って思ってしまうものの一番凄いのは林間田園都市行の表示で、横1列では入り切らないため2段表示になっている上に更にローマ字も入るため近くで見ないとわかりにくいです。
写真はその急行林間田園都市行を天下茶屋で撮影したもので、難波方から6000系4両+6300系2+2による組み合わせでした。しかも6000系はトップナンバーの6001を含む編成であったため「今日は運が良いなぁ〜」って思ってしまいました。欲を言えばオール6000系だったら尚良く、トップナンバーが先頭のオール片開き扉の8連になれば最高の組み合わせです!
また、私は6000系同士の組み合わせを前に何度か見ているのですが、タイミングが合わずに全て撮り逃しており、高野線撮影の時はこれを撮ることを目標にしようかって考えてしまうほどです。ただ、目標にしても撮りに行った日に走っていなかったら意味が無く、何も考えずに撮影する方が無難かも知れません。