阪神との相互直通運転が始まってから土休日でも6〜10両と幅広い組み合わせが見られるようになった近鉄奈良線の快速急行ですが、日中の6両編成列車は中間に先頭車を挟まない固定編成が多く、ラッピング編成はあるものの組成の楽しみはありません。ブツ6に期待しても殆んど来てくれませんし・・・
日中の6両編成列車に使われる近鉄車はシリーズ21の5820系や9820系が多く、L/Cカーの5800系もやって来ますが、L/C車はクロスシート状態になっているため長く乗るのに向いています。転換クロスシート車の無い奈良線でクロスシートに座れる機会があるのは有難いことですが、決まった列車に充当されているわけではないので快速急行でロングシート車が続いたりすることがある反面、区間準急などでL/C車が続いたりすることもあります。各駅からクロスシート状態のL/C車に乗れる機会があるのは嬉しいことですが、私は快速急行中心に使ってほしいっていつも思っています。
写真は桜の時期に額田付近で撮った9820系の三宮行快速急行ですが、ロングシートのこの形式は種別に関係無く見る機会が多いです。しかし、最近は新造がストップしており現時点で一番新しいEH30(9830F)でも3年程度が経過しているのでそろそろ新造を再開してほしいって思っています。奈良線がシリーズ21だらけになるのは私は大歓迎なので・・・
桜との組み合わせで思ったのは、9820系を始めとするシリーズ21が桜色だったらどんな感じなんだろうなぁ〜ってことで、ベージュの部分を薄いピンク・黄色の細帯を赤か濃いピンクに変えても似合いそうな感じがします。ピンクの通勤車は過去に小田急2600形のフラワートレイン(1983年)で見たことがあるほか泉北7000系のARROWラッピング編成(但し前面と妻面は除く)もそうなのでおかしくはないって思っています。
また、近鉄では南大阪線・吉野線の特急車26000系「さくらライナー」が大規模なリニューアルと合わせて桜色になっており、さくらライナーの名にふさわしい仕様になりましたが、一般車にも1〜2編成程度桜色がいると尚良いって思っており、6820系やシリーズ21ではありませんが6620系に施して南海の「こうや花鉄道」みたいに「吉野さくら鉄道」でもやってもらいたいものです。