「近鉄2410系・2430系&5200系6両編成の阪伊間急行、宇治山田での撮影」
近畿日本鉄道(大阪・名古屋線系統)
私が近鉄で長距離移動をする時、決まって大阪上本町7:15発宇治山田行快速急行(3721レ)を使うようにしているのですが、その理由としては土休日ダイヤの場合ほぼ確実に5200系が充当されるためで、宇治山田まで前を見ながら移動したり転換クロスシートに座ってのんびり移動したりその時の気分で変えています。
3721レは6両編成であるため大阪方に4扉ロングシート車を2両連結していますが、抵抗制御車・VVVF車に関係無く何でも充当されるため2410系等の丸屋根車と5200系が組んで凹凸編成になることも度々あり、「6050系しか充当されない東武の定期快速とはえらい違いだなぁ〜」って思ってしまうことがあります。趣味的には近鉄の方が面白く、転クロ車とロングシート車の両方を選べるというのが良い所だと思うこともありますが、私の場合たまにロングシートで長距離移動をしてみようって思うことがあり、その時にロングシート車2両+5200系が来ると上本町から名張までロングシート車で行って、名張から宇治山田まで転クロで行くってことが出来るので有り難いです。
3721レは宇治山田到着後、五十鈴川へ回送して折り返し、920レ(宇治山田9:55発大阪上本町行急行)になりますが、この列車は21000系が充当される912レ(宇治山田9:52発名古屋行特急)の続行でやって来る上に宇治山田では被られることも無いので撮りやすく、ほぼ確実に「急行 大阪上本町」表示と標識灯両点灯という組み合わせになるため急行なのに特別な列車を撮った気分になります。
写真は1枚目はW21(2421F)+VX01(5201F)、2枚目はW41(2441F)+VX04(5204F)ですが、1枚目のW21は回送区間であるにもかかわらず標識灯が既に急行仕様になっており、球切れとは思えないので運転士が五十鈴川の時点で乗務員室内にある「種別灯(準)」のスイッチをOFFにしていたと見ています。2枚目のW41は標識灯両点灯でここではお馴染みの姿ですが、同編成は2両固定ながら2410系ではなく2430系で、非冷房時代はモ2461を挟んだ3両固定で活躍していました。なお抜かれたモ2461は冷房改造後、ク2592と組んでTc-Mのユニットになり、伊勢方に1200系のサ1381とモ1211を連結して凹凸編成になっています。