「近鉄5211系&1253系6両編成の名伊間急行、宇治山田での撮影」
近畿日本鉄道(大阪・名古屋線系統)
近鉄の長距離急行の一つである阪伊間急行に乗って伊勢中川から山田線に入るともう一つの長距離急行である名伊間急行が加わり、急行編成を見る機会が増えるので急行好きの私としては有り難いことですが、阪伊間急行はロングシートの2610系が多いのに名伊間急行は転換クロスシートの5200系列やL/C車が多く、JR東海の快速みえとの競合があるとはいえ名伊のクロスシート車の多さは「いいなぁ〜」って思ってしまうことがあります。長い距離を走るのは阪伊の方ですが・・・
阪伊・名伊共に急行は宇治山田発着が多く、更に先まで行く列車は年々本数が減っているように感じますが、その中でも五十鈴川行は名伊のみでしかも夕方以降に数本(平日2本、土休日3本)しか無いので見たり撮ったりするのが難しい列車の一つです。ただ正月など多客時は普段宇治山田行として運転している列車が五十鈴川まで延長されるのでその時だけは見たり撮ったりしやすい列車にかわり、名伊だと5200系列も多く充当されるので「急行 五十鈴川」を表示した5211系を撮影出来る機会が増えるのも有り難いです。
写真は宇治山田で撮影した1253系VC61(1261F)+5211系VX13(5213F)の名伊間急行ですが、列車は831レ(名古屋8:21発)〜1030レ(宇治山田10:18発)で、五十鈴川延長の時に撮影したので1枚目は行先表示が「急行 五十鈴川」になっています。普段から五十鈴川まで行って折り返す運用なので驚くことなく撮影できましたが、「回送」表示で入って来ることの多い列車が「急行 五十鈴川」で入って来ると得した気分になります。
VC61+VX13の組み合わせは前に近鉄蟹江でも撮影したことがありますが、「急行 五十鈴川」を表示した姿ではなかったので宇治山田でこの姿を撮れたのは嬉しく、しかも名古屋線では1編成のみの1253系であるVC61が連結されていたのも嬉しいことでした。同線に所属する1253系グループはワンマン対応の1259系が多く、急行の増結にも使われるためVC61に比べ撮りやすいのですが、前面の「ワンマン」表示が折り畳んでいても気になるので何も無いVC61の方がすっきりしているように見えていいのです。