近鉄の名伊間急行も最近は鳥羽まで行く列車が減り、宇治山田発着の列車が多くなったように感じている私ですが、松阪までの急行も増えているので数年前に比べると中〜長距離の利便性は上がっているのではって思っており、名伊間は快速みえより有利になったって思うこともあります。日中の名古屋発で見ると毎時01分発と41分発が松阪行き、21分発が宇治山田行きになっていますが、41分発の松阪行きは終着の松阪で大阪上本町からの宇治山田行き急行に連絡するので実質宇治山田行きが2本あるのと変わらず、特急の停車しない主要駅からでも伊勢方面へ行きやすくなっています。
数少なくなった鳥羽発着の急行は朝の列車であれば伊勢エリアでも撮影出来ますが、上本町からだと7:15発の急行(721レ)に乗っても下りの鳥羽行きには間に合わず松阪か伊勢中川で上りの名古屋行きを1本撮影出来るだけなので頑張って6:12発の急行(621レ、平日は6:11発)に乗るか松阪辺りに宿泊するかしないと本格的に撮影を楽しむことが出来ず、楽ではありません。最も数少ない話題になる列車を楽に撮影しようって考えてはいけないのですが・・・
721レを使って撮影出来る鳥羽からの名古屋行き急行は930レ(平日は830レ)ですが、721レが松阪に着くのが9:12(平日は9:13)で930レ(830レ)の松阪発車時刻が9:35(平日は9:34)なので結構余裕があり、慌てずに撮影することが出来ます。930レ(830レ)は6発のりばに到着しますが、向かい側の7番のりばに次の3936レ(松阪9:59発名古屋行き)が停まっているので並びを撮影することも出来、特に土休日ダイヤだとどちらも5200系列が充てられるので狙い目です。上手くいけば5211系同士の並びになることもありますし。
3936レは1本前の始発急行になる936レ(松阪9:19発名古屋行き)が発車した後直ぐに到着するので930レ(830レ)を撮影する前にこちらの撮影を楽しむことも出来ますが、停車時間が長く先発の930レ(830レ)との誤乗防止のため行先表示を白幕(無表示状態)にして入線するので「急行 名古屋」を表示した急行編成の2本並びは見ることが出来ず、「折角の2本並びなのに残念だなぁ〜」って思ってしまうことがあります。あと3936レは930レ(830レ)が発車してから扉を開けて客扱いを始めるので直ぐには乗車出来ず、待ち時間が長いです。