「大阪市交25系「目」のある電車、野田阪神での撮影」
Osaka Metroグループ・北大阪急行電鉄
大阪市交通局では市営交通110周年の一環として地下鉄・ニュートラム全線と市バスで前面に「目」を入れた車両を運行していますが、地下鉄・ニュートラムは各線とも1編成ずつ、市バスは中津営業所の1台だけなので全てを撮影するのは難しく、私も撮影出来ているのは谷町線の30000系と中央線の20系、千日前線の25系だけでコンプリートとはほど遠い状態です。地下鉄だけでも全て撮影したいって思っていますが、千日前線で開業45周年のヘッドマーク(ステッカー式)を取り付けた編成も走り始めたのでそちらも狙いたく、忙しくなりそうな感じです。
千日前線の「目」のある電車は25系の第04編成ですが、この編成はリニューアルが遅かったので乗務員室仕切り部の窓が一部大型化されており、前が見やすくなっているので得した気分になれます。千日前線は全線が地下なので外を見ることは出来ませんが、駅の様子を見るのも面白く特に現在は可動式ホーム柵の設置が進められているので前を見ながらこれを観察するのも楽しみの一つです。
千日前線の可動式ホーム柵は南巽・北巽・小路に既に設置され、使用も始まっていますが、西長堀や阿波座など野田阪神寄りの駅ではまだ工事が始まっていない所もあり、ヘッドマーク付きや「目」のある電車を狙うならこれ等の駅がオススメです。特に西長堀は相対式2面2線で天井が高く、ホームも4両編成の列車に対して8両分と長いので広々としており、撮影にはオススメの場所です。ただ近鉄の上本町や日本橋と違って上下線間に柱があるのが残念ですが・・・
写真は野田阪神で撮影した25系第04編成「目」のある電車ですが、前照灯より更に下のラインカラーの部分に入れられたため何だか面白い感じです。「目」は前照灯の真下ではなく左右に分けて貼ってあるので4灯のようにも感じ、「これを実現させた市交の担当者に感謝したい」って思ってしまう程ですが、残念なのは各線共1編成ずつしか走っていないことで、前面に「目」を入れるだけなら3〜4編成程度用意して常に1〜2編成は運用に入るようにしてほしかったです。1編成だけだと車庫に入ってしまったらその時点でアウトになってしまうので・・・
「目」の部分のアップです。可動式ホームがまだ設置されていない野田阪神ではこのような感じで撮影することも可能で、いい記録になりました。