近鉄の阪奈間で走る急行は平日ダイヤと土休日ダイヤで雰囲気がガラッと変わり平日だと日中は6両編成なので3200系や3220系が充当されることもある反面土休日は終日8両編成なのでこれ等が充当出来ず、丸ボディ車が多く充当される感があるので「VVVF車のみの編成を狙うなら平日の方がいいかな」って思ってしまうこともあります。土休日ダイヤでも阪神相直対応車だけで組んだ大阪方から6+2が走るのでそれを狙えばVVVF車だけで揃った編成は撮影出来ますが運用数が少ないので下手すると撮影するのに1時間近くかかることがあり、それが難点です。
阪奈間を走る丸ボディ車は4両固定車が多く、急行では4+4を組むことも多いですが確実に丸ボディ車で揃うわけではなく8810系等の角ボディ車と組むこともあるので見ていると結構面白く、運用に入る全ての組み合わせを狙うのも良いです。私的には1021系や1026系VL35、そして1031系が含まれる組み合わせを撮影したいのですが土休日ダイヤだと見ることが少ないので撮影する機会に恵まれないのが痛いところです。
写真は大阪難波発の奈良行き急行に充当される8400系ほか8両編成(4+4)ですが1枚目はL04ほかの編成(大阪方は8600系)で河内花園での撮影、2枚目はL08ほかの編成(大阪方は9200系)で富雄〜学園前での撮影です。8400系はどちらも下枠交差形パンタを搭載する編成でしたが9200系との組み合わせは今では滅多に見られなくなったのでいい組み合わせが記録出来たと思っており、次に9200系を含む4+4が走ったら大和西大寺〜新大宮間の平城宮跡で狙うことも考えています。
8400系の4両固定車は8000系同様に界磁位相制御に改造され、両先頭車がTc車になっているので8000系との見分けがつきにくく私も前面の車号を見てやっと区別できる程ですが両形式共に抵抗制御車は既に全廃され、界磁位相制御車だけが残るだけになったので新車の投入が再開されれば一気に淘汰されること間違いなしって言え、今のうちにしっかりと撮影しておきたいところです。急行での姿は阪奈間のほか京奈間や京橿間でも見ることが出来ますが8両編成は阪奈間だけなので4両固定車の数が減る前に記録しておきたいです。