「近鉄6020系大和高田号、藤井寺ローカルでの姿」
近畿日本鉄道(狭軌路線・鋼索線・索道線・子会社)
今月23日(水、秋分の日)より近鉄南大阪線で奈良県大和高田市が広告主のアートライナー「大和高田号」の運行が始まり6020系C69(4両固定車)がそれに抜擢されましたが、南大阪線の特別編成は同じ6020系の復刻ラビットカー(C51、4両固定車)と6620系の飛鳥・吉野ラッピング(MT26)が既に走っているので3編成目ということになり、数年前の名古屋線並みに面白くなってきた感じがしています。KIPSカードの部分ラッピング(6020系C49、これも4両固定車)を含めると4編成になりますし。
C69に施されたラッピングは1両ごとにベースの色が異なり、先頭車は阿部野橋方のク6145が水色、吉野方のモ6069が黄色ですが前面のデザインはどちらも共通で左側にマスコットキャラクターのみくちゃんの絵が入れられています。近鉄の全面ラッピングでマスコットキャラの絵が入るのはかつて名古屋線系統で走っていた1430系VW33や9000系FW03(ク9103のみ)以来だと思われますがどちらのマスコットも可愛らしいので良く、記録出来たのは嬉しいことでした。
撮影は河内天美〜布忍(ぬのせ)間で行いましたが当初は古市辺りか奈良県内で狙おうと思っていたものの阿部野橋〜藤井寺間の普通電車に充当されている可能性もあると思って天美近辺にしました。予感は見事に的中し藤井寺ローカルに充てられているC69を短時間で撮影することが出来ましたが早々と目標を達成してしまったので後はノーマル編成を含め撮影を楽しみました。南大阪線の車両を撮影すること自体久し振りだったので・・・
当日見られた特別編成はC69のほか部分ラッピングのC49、飛鳥・吉野ラッピングのMT26の3編成で復刻ラビットカーのC51は姿を見せませんでしたがMT26は2回見たのにタイミングが合わなくて撮影出来ず、C49も阿部野橋行き急行での姿を1枚撮影しただけで終わってしまったので「C69以外はダメだったな」って思ってしまいました。日中なので全て単独で運用入りしていましたがラッシュ時間帯は他編成と組んで6〜8両でも運用に入り、特別編成同士で4+4を組むこともあるので次は長い編成での姿を狙いたいです。
布忍に到着するC69です。この先には急カーブがあり発車後は直ぐに見えなくなってしまいました。