近鉄南大阪線の一般列車は日中だと4〜5両の短い編成が多く、5両編成の場合だと阿部野橋方から2+3で組むことも多いですが運用の都合で3+2の逆組成になることもあり、それだとパンタグラフを2基搭載したMc車が先頭になるので迫力が出ます。準急だと種別灯も左側のみ点灯するので普通電車に比べると魅力を感じますが古市周辺だと各駅停車なので見た目だけの優等列車になってしまい、そこが残念なところです。
南大阪線の古市周辺は以前から気になっていた撮影ポイントがあり、早く行きたいって思っていたものの大阪線や伊勢エリアを優先していたのでなかなか行けず、今月12日(月・体育の日)に時間を確保してやっと行くことが出来ました。この場所は西名阪自動車道からも見える場所ですが車で移動中に見るのと現地で見るのとでは雰囲気が大きく異なり、やはり現地は最高です。下りも上りも狙える場所なので2倍楽しめますし。
ここは準急がほぼ10分おきに来るので逆組成を狙うのにも丁度良く、撮影した日も上下各1本ずつ逆組成を記録出来たので良かったですが先に来た下り橿原神宮前行きで6600系が先頭だったのには驚いてしまい、「圧倒的多数の6400系列ではなく少数派の6600系が来るとは」って思ってしまいました。組み合わせは阿部野橋方から6020系C57+6600系FT02で先頭はモ6602でしたがトップナンバーでなかったとは言え6600系先頭の逆組成を撮影出来たのは嬉しいことでした。
C57+FT02を撮影した後、続いて古市方から6200系U07+6400系Mi06の大阪阿部野橋行きが来たのでこれも記録しましたがこの日は6820系が全く現れず「6600系は来たけど6820系はダメだったか」って思ってしまいました。6600系も4編成だけしか無いので6400系列に比べると非常に少ないですが6820系は更に少ない2編成だけなのでより貴重であり、どんな姿でも記録しておきたいです。