今年のきんてつ鉄道まつりはプラレールの巨大レイアウトや幕回し体験が無く、今までとはやや変わった印象を受けましたがその代わり50000系「しまかぜ」のミニ電車の運行があったのでそれは見ていて楽しく、気分転換にもなりました。ミニ電車は他社のイベントでも見たことがありましたが「しまかぜ」というのが近鉄らしく、「看板列車なのだから当然だな」とも思ってしまいました。
ミニしまかぜは私が見た時には結構行列が出来ており、「単純に1周するだけなのに凄いな」って思ってしまいましたが「しまかぜ」効果が大きいことも関係していると言えます。列車は人が乗れない先頭車を含めて5両でしたが1両の定員は5名で、最後部は係員が乗るため定員が少ないです。
実際の「しまかぜ」は高速運転しますがここでは当然のことながらゆっくり走り、スマホでも余裕で撮影することが可能でした。親子で楽しめるのも子供向けイベントならではです。
先頭車はヘッドライトが点灯し、ミニ電車ながらしっかり作り込まれているって感じられましたがこれだけを見ると「しまかぜだけでなくアーバンライナーもいると完璧なのに」って思ってしまい、両車の並びを実現させてほしいです。
列車は最後部の係員が操作しておりリモコン操作ではありませんでしたが先頭ではなく最後部で操作しているのが面白く、そういうのもミニ電車の面白いところだなって思ってしまいました。運行距離を確保するには広いスペースが必要で、更に広げるには通路を使ったり色々考えなくてはいけないのが難点ですが複雑なコースで走らせるのも面白そうであり、今後検討してほしいです。