「今年は休憩車両として使われた近鉄5800系DH02」
近畿日本鉄道(大阪・名古屋線系統)
昨年のきんてつ鉄道まつりでは5800系DH02(ヒストリートレイン)を使った臨時急行が大阪上本町から五位堂まで運行され、大阪線を走る同車の姿が見られると共に鉄道まつりでも展示されましたが今年は臨時急行の設定はなく、大阪線所属の一般車でもいいから運行してほしかったって思ってしまいました。DH02の展示は今年もありましたがメインの撮影会場ではなく離れた場所で休憩車両になっていたので勿体無いって感じがしてしまい、阪神9000系HQ02(タイガースラッピング編成)の隣に置いてくれたら嬉しかったです。
DH02が置かれていた場所には昨年は2000系XT11(CTYラッピング、現在は標準塗装)がおり、DH02やVX05に比べ撮影するのが難しい編成なので無理してでも行っておけば良かったかなって思ってしまいましたがDH02を撮影した後はそうは思わなくなり、「CTY車はまた名古屋方面へ行った時に狙えばいいや」って思うようになってしまいました。CTY車はワンマン対応なので名古屋〜四日市間急行に充当されることもあり、私が行く日に入ってくれたらラッキーです。
休憩車両として使われたDH02は普段見る機会が滅多に無い「快速急行」を表示しており、「休憩電車」の紙が無かったら臨時列車の雰囲気がより出ていたのではって思ってしまいましたが行先の入っていない単独の快速急行表示は阪神用の水色のものしか無く、神戸三宮発天理行きの臨時快速急行(大阪難波〜天理間は急行)で使われる程度なので撮影するのは非常に難しいです。他に行先の無い「普通」も入っていますがこちらも見るのは難しく、本数が少ないとは言え定期運用がある「普通 石切」よりも記録するのは困難です。
DH02とVX05の両編成が鉄道まつりで展示されたことで当日鶴橋近辺で見られた特別編成は部分ラッピング車ばかりになってしまいましたが確実に撮影出来る機会を設けてくれたのは有り難く、更に今年は阪神から9000系HQ02(タイガースラッピング編成)も来たので特別編成を間近で撮影出来る絶好のチャンスでした。昨年はDH02とVX05の両編成を使った貸切列車も走り、青山町車庫で両編成を並べた記念撮影も行われましたが運行区間はどちらも上本町〜青山町間だったのにVX05を使った列車は生駒・大和西大寺経由で運行され、普段走ることの無い奈良・橿原線を快走しました。