一昨日のことですが高安でリニューアル中の近鉄22000系が塗装変更されているのを別のブログで確認し、「まさか塗装を変えるとは!」って思ってしまいましたが汎用形特急車もモデルチェンジの時期に来たみたいで、22000系も古い部類に入ってしまった感があります。昭和生まれの特急車がまだ多いので今も斬新に見えますが喫煙ルームが無かったり22600系に比べ見劣りする面も幾つか見られ、そういう面だけを見てしまうと古いって感じても仕方がないことですが・・・
新しい塗装は白とオレンジの2色をメインに使っていましたが、白い部分の面積が広かったので21020系(アーバンライナーnext)を思い出してしまい、特別な感じにも見えました。近鉄特急のシンボルとも言えるオレンジを残してくれたのは嬉しいことでしたが見慣れた原色に比べると汎用形らしくなくなった気もしており、前面の塗り分け次第で評価が大きく変わりそうです。
この記事を書いている途中で近鉄から22000系のリニューアルと塗装についての発表があり、何と標準軌路線の汎用形特急車は12200系を除く全ての形式が新塗装の対象で「22600系はともかくサニーカーまで塗装変更の対象にするとは」って思ってしまいましたが昭和生まれの特急車に新塗装が似合うかは見てみないとわからず、案外期待出来るかも知れませんし元の塗装の方が良かったって思うかも知れません。
写真は俊徳道〜長瀬間を走る22000系と22600系の重連ですが、当たり前のように見られる両形式の組み合わせも塗装変更でイメージが大きく変わるので現行塗装同士の組み合わせは今のうちに撮影しておいた方が良いです。汎用形以外では30000系ビスタEXが塗装変更の対象になっており、2階建て車両を含む同系の場合その仕上がりが特に気になりますがビスタカーからビスタEXにリニューアルされた際に採用された塗装が無くなっていくのは残念で、完全に汎用形の一員になってしまいそうです。