22000系のリニューアルと12200系を除く汎用形特急車の塗装変更が発表されてからサニーカーを始め昭和生まれの特急車が今後どんな動きを見せるのかが気になっている私ですが、サニーカーのうち12410系NN15と12600系は行先表示が字幕式のままで前面はローマ字の入っていない赤色の幕なので非常に目立ち、撮影中に来てくれたらラッキーです。NN15と12600系は見た目が似ているので区別しにくいですがT車の床下や車番を見れば何とかわかり、撮影後に編成と場所もノート等に記録すると尚良いです。
NN15と12600系はまだB更新と喫煙ルームの設置が行われておらず、Tc車(ク12515及びク12700形)は座席でタバコが吸える喫煙車になっていますがこれ等も来年の今頃は喫煙ルームが設置されて座席でタバコは吸えなくなっていると思われるので現行仕様を撮影するなら今のうちです。塗装変更は来年の4月から始まりますが現行塗装のままB更新するのか、それとも4月以降に入場してB更新と新塗装化を同時にするのかが気になります。
そしてB更新・喫煙ルーム設置・塗装変更と共に気になるのはNN15と12600系の赤幕が維持されるかで、新塗装化と共にLED化されることも考えられるので赤幕も今のうちに記録しておいた方が良さそうです。同じく塗装変更の対象になっている30000系は最初のリニューアルでビスタEXになった際に赤幕に変更され、2度目のリニューアルで一部を除きLED化された後最終的に全編成LED化されているのでNN15と12600系も同じようにならないかが心配なので。
写真は伊勢市で撮影した名伊乙特急に充当されるNN15ですが、単独での姿は伊勢エリアは勿論蟹江近辺や八田で見ても格好良く見え、特に高速通過する姿は最高です。蟹江は直線区間にありながら駅構内がロングレール化されていないのでジョイント音が凄く、新塗装車が登場する前にもう一度撮影に行きたいと思っていますが同駅は急行停車駅ながら跨線橋や地下道が無く、構内踏切でホームと駅舎を結んでいるので高速通過を低い場所から見ることが出来ます。私のお気に入りの場所の一つです。