「6両編成でなくなった平日午前の五十鈴川行き快速急行」
近畿日本鉄道(大阪・名古屋線系統)
19日(土)に行われた近鉄ダイヤ変更から一週間が過ぎ、新しいダイヤにも少しは慣れた気がしている私ですが平日ダイヤの朝に1本だけあった10両編成の五十鈴川行き快速急行(3821レ)は新ダイヤでも残っており、急行化は免れました。ただ名張〜五十鈴川間は6両編成から4両編成に減らされ、青山越えの区間や伊勢エリアで6両編成の五十鈴川行き快速急行が明るい時間帯に見られなくなってしまったのでそれが残念です。
3821レの名張〜五十鈴川間が4両編成になることを知ったのは名張駅の上りホームの柱に貼ってあった連結・開放列車一覧表からで、これまで後ろ4両切り離しだったのが後ろ6両切り離しになるので「平日はこれで十分なんだな・・・」って思ってしまい、寂しさを感じてしまいました。1本前の五十鈴川行き急行(721レ)も平日は名張で後ろ2両を切り離し、名張〜五十鈴川は4両編成で運行していましたが新ダイヤになってもこれは変わっておらず、2両固定車の数が今のままだったらずっと解消されないなって思ってしまいました。
私は平日ダイヤの日に撮影に行けることがあまり無く、3821レを撮影したのも数回しかありませんでしたが今まで6両編成が当たり前だった区間が4両編成になってしまうと撮影後に寂しさを感じてしまいそうで、この列車だけは6両編成で残してほしかったです。またダイヤ変更前は上本町8:15発で運行していましたが今は1分繰り上がって8:14発になっており、中途半端な時間に発車する列車になったとも感じています。繰り上げる意味があったのかとも思ってしまいます。
写真は名張〜五十鈴川間が6両編成だった頃に宇治山田で撮影した1220系VC22+2610系X17の3821レですが赤色の種別表示に種別灯を両側共点灯させた姿は優等列車らしさを感じられ、6両編成だと伊勢エリアでは最長なのでより格好良く見えました。一時期5200系の運用になっていたこともありましたが朝の一番混む時間帯に上本町へ到着する列車の折り返しなので長続きせず、結果的に2610系専門の運用になっており「明るい時間帯の下り快速急行で5200系はもう無理だろうな」って思ってしまうこともありました。今回のダイヤ変更で快速急行の急行化が更に進みましたし・・・
宇治山田駅の発車案内です。明るい時間帯にこのホーム(3番のりば)で見られる快速急行はこの列車だけでしたが現在は当該の3821レが4両編成になり、発車案内も日本語と英語を交互に表示する仕様に改められたので今は見ることが出来ません。