「白塚ローカルに充当される近鉄2000系XT01」
近畿日本鉄道(大阪・名古屋線系統)
19日(土)の近鉄ダイヤ変更で大きく変わったのは大阪線って感じている私ですが名古屋線も日中の四日市急行が1往復を残して準急化され、その影響で名古屋〜富吉間の短距離普通が増えるなどこちらも大きく変わっていました。前のダイヤでは名古屋近辺で白塚行きを当たり前のように見たのですが現ダイヤでは富吉行きばかりになり、四日市方面へ直通する1本も伊勢中川行きが多いので見る機会が大きく減ってしまいました。
名古屋近辺を走る普通電車は車掌乗務のツーマン運転ではあるものの2〜3両の短編成で、非ワンマン車のほかワンマン対応車も充当されていますが充当される形式は非常に多いので見ていて面白く、10100系の台車を履く2000系の初期車や各種ラッピング車も見ることが出来るので狙う楽しみも大きいです。10100系の台車を履く2000系はXT01とXT02の2編成だけですが他の2000系とは異なりワンマン対応になっていないので湯の山線や鈴鹿線には入線せず、名古屋線での活躍がメインになっています。それでも運用範囲は広いので記録するのは楽ではありませんが・・・
写真は名古屋発の白塚行き普通電車に充当される2000系XT01ですが3両全車が古い台車で中間M車(モ2001)のパンタグラフもひし形なのでXT03以降の編成とは雰囲気が異なり、1978(昭和53)年製なのに2610系より古く感じることもあります。10100系から流用した古い台車はコイルばね台車ではなく空気ばね台車なので乗り心地については問題ないって思っていますが50年以上前の物なので保守の問題があるのではって感じることもあり、当該のXT01とXT02がまだB更新を受けていないことを考えると交換も視野に入れているのではって感じることもあります。
2000系の白塚行きは少し前だったら珍しくなかったので記録程度に撮影する感じでしたが今思えば「撮影しておいて良かった」って感じで日頃の記録がいかに大事かを実感しました。2000系のほかに1000系の名泗コンサルタント編成(T07)等も撮影しましたが1000系の名泗編成は私が八田で記録した後少し経ってから五位堂検修車庫へ入場しラッピングを剥がしてしまったのでギリギリ間に合ったって感じで、本当に運が良かったです。