昨日の話になりますが東武東上線で東急東横線から直通の快速急行森林公園行き2本(菊名発、東横線・副都心線内は急行)が小川町まで延長され、原則として他社車両が走らない森林公園〜小川町間で東急車が走る光景が見られましたがダイヤ変更から約1か月でイレギュラーな速達列車が走ったことに私は「東上線は凄く変わったな」って感じてしまい、長年他社線直通は各駅停車だけだったので驚いています。
相互直通運転を行っている路線では稀にイレギュラーな列車が走ることがあるので狙う楽しみがありますが阪神〜近鉄間の場合だと近鉄22600系による団体貸切列車が見所で、有料特急が全く走っていない路線に近鉄の特急車が走るわけですから注目するのは当然です。一般列車だと土休日ダイヤの朝に3本ある新開地発奈良行きの快速急行や神戸三宮発天理行きの臨時快速急行(近鉄線内は臨時急行)がありますが新開地発は阪神車、天理行きは近鉄車と決められているので東急車の小川町直通に比べるとイレギュラー感が落ちてしまい、三宮〜新開地間が近鉄車6両編成に対応していれば近鉄車の新開地発着が可能になるのに残念って思ってしまいます。
通常ダイヤでは近鉄線内のみを走る阪神車も見所ですが大阪難波〜大和西大寺・奈良間の列車だけでなく大和西大寺〜奈良間の小運転列車や石切発奈良行きといった変わった列車もあり、狙う楽しみが大きいです。石切発奈良行きは土休日ダイヤの7871レ(石切18:24発)ですが列車は東花園から回送でやって来るものの車庫からの出庫ではなく尼崎発東花園行き普通に充当した編成が使われ、普通→回送→普通と変化して奈良まで行くのでイレギュラー中のイレギュラーです。
写真は大阪上本町の地下で撮影した阪神1000系6両編成ですが1枚目はHS51の尼崎行き区間準急、2枚目はHS61の大阪難波行き普通です。阪神車の近鉄線内運用のうち大阪難波〜大和西大寺(一部奈良)間の普通と大和西大寺〜奈良間の小運転列車は日中に見ることが出来るので記録しやすく、直通列車とセットで撮影を楽しむのも良いですが近鉄線内は地下区間を含めて撮影ポイントが多くあるので記録には持ってこいで、地下で編成写真が撮影出来るのも良いです。ただ大阪難波は2面3線なので奈良方面については2番のりばに発着しないと撮影出来ず、日本橋や大阪上本町の方が確実です。