「名伊間急行に充当される近鉄2610系&2800系」
近畿日本鉄道(大阪・名古屋線系統)
ここ最近相互直通運転の凄さに驚いている私ですが近鉄の場合は他社線と直通運転を行っていない路線でも長距離急行が2〜3線跨ぎで運行しているので趣味的に面白く、充当される車両もロングシート車からクロスシート車・L/C車まで幅広いので狙う楽しみがあります。名伊間列車だと5200系列やL/C車が多く充当されるので日中はクロスシート車に乗れる可能性が高いですがB更新で内装を一新した2610系X27は「ここまでやるか」って思える位大きく変わっており、実際に乗れたらラッキーです。
名古屋線所属のL/C車は全て4両固定車で、名古屋方にロングシート車を2両連結した6両編成で運用に入ることが多いですが名古屋方の2両はワンマン対応車を含め様々な形式が充当されるので見ていて面白く、狙う楽しみがあります。大阪上本町へ入る運用は2800系(AX12・AX14)か非ワンマンのVVVF車に限定されますが名古屋線車両の大阪入りは数少ないのでどんな組み合わせでも狙う価値があり、夜の2020レは無理でも朝の621レは記録したいところです。日の長い時期なら上本町近辺でも走行が撮影出来そうですし。
写真は宮町〜伊勢市間を走る2800系AX14+2610系X26の名伊間急行ですが6両全車が丸ボディ車で揃うのは最近では珍しくなり、撮影出来たらラッキーって言えます。AX12(またはAX14)とAX15による組み合わせだとロングシート車とL/C車の違いこそあれオールひし形パンタでオール2800系になるのですが実現することは少なく、まだ一度も撮影どころか見たことすらありません。AX14と5800系DG12の組み合わせなら前に蟹江で撮影しているのですが・・・
名伊間急行でのオール丸ボディ車は1810系の廃車で見る機会が減り、同系の貴重な生き残りであるH26とH27が廃車されて2両固定車が全廃になるとAX12とAX14が注目の編成になることは間違いないですが両編成共B更新を受けてから2年程度しか経っておらず、まだまだ安泰と言えます。5200系列とも連結するのでオール丸ボディ車が見られるかはその日の運用次第になりますが急行での姿はどちらも格好良く感じられ、大阪線時代の阪伊間急行や青山町急行を思い出させてくれます。
あと昨日の話になりますが近鉄特急の運転士が乗務中に私用のスマートフォンを操作していたことがわかり、同社のHPにもお詫びが出ていました。11:13頃に伊勢中川〜松阪間とあったので当該の列車は名古屋10:10発賢島行きの名伊乙特急(7015レ、伊勢中川11:11発)であることがわかりましたが30000系指定運用だったので「前面展望がしにくい構造なのをいいことに気を抜いたな」って思ってしまい、乗客の命を預かっているという自覚が抜けているのではとも感じてしまいました。近鉄のHPにも運転士としてあるまじき行為であり、お客様の信頼を損ねる重大な事態とありましたが正にその通りで、当事者には厳しい処分をお願いしたいです。