定期検査のため五位堂検修車庫へ入場していた30000系V09が同系初の新塗装車となって出場し、営業運転に復帰しましたが続いてV02が喫煙ルーム設置のために高安検修場へ入場し、同系初の客室内完全禁煙になることが決定的になりました。検修場には16000系Y08+Y51の吉野方2両(モ16051・ク16108)も喫煙ルーム設置のために入場していますが先に出場した阿部野橋方2両(モ16008・サ16151)が新塗装化されなかったのでこの2両も旧塗装で出場する可能性が高く、吉野特急に新塗装車が登場するのはもう少し先になりそうです。
屋外に留置される2階建て車両(サ30102・サ30152)です。モ30252が喫煙ルーム設置のために工場入りしているため普段は見ることが出来ない妻面がハッキリとわかり、貫通路が高い位置にあるのも確認出来ます。
工事対象外の3両は編成をバラさずに留置されており、モ30252の工事が終わるまでそのままの状態が続きそうですが新塗装になったV09を見ると「V02もこの改造を機に新塗装化すればイメチェンになるのに」って思ってしまい、モ30252が喫煙ルーム部分を再塗装するのなら4両全車新塗装にしてしまった方が良い気がします。
V02の前には入換車(元1600系モ1654)が留置されていましたが16200系「青の交響曲」風の塗装に塗り直され、イメージが変わりました。前面及び大阪方の妻面には黄色の帯が入っていましたが紺色に塗り直した際に省略され、入換車らしくない単色になってしまったものの「1654」の切り抜き文字は残されており、非冷房車ですが旅客用として整備して車籍復活させてもおかしくないって感じられました。
※撮影は全て敷地外から行っています。