「約20年ぶりに大規模なダイヤ変更を行う大阪市交谷町線」
Osaka Metroグループ・北大阪急行電鉄
3年程前までは通勤で大日から大阪市営地下鉄谷町線を利用する機会があった私ですが最近はプライベートで利用する程度になってしまったので乗車する機会が大幅に減ってしまい、年10回利用すれば良しって考えになってしまいました。乗り換え無しで梅田(東梅田)や上本町(谷町九丁目)、天王寺に行けるのも魅力でしたが都島〜文の里間の列車がある関係で大日に発着する列車が少なく、中央線と近鉄けいはんな線の境界駅で市交が管理する長田より少なかったのでそれが問題でした。
谷町線は車両の更新は行われているもののダイヤ変更については20年近く大掛かりなものが行われておらず、イオン大日が出来る前の時代のダイヤが使われ続けてきました。しかし3月25日(土)に日中の運行形態を大きく変えるダイヤ変更を行うことが決定し、「市交もやっと谷町線のダイヤを見直す気になったか」って思ってしまいました。主な内容は日中の都島〜文の里間の区間列車を無くし、大日〜八尾南間全線において7分30秒間隔に統一するというものですが末端区間の列車の増発が実施されるのは嬉しい反面東梅田や天王寺などの主要駅は減便になってしまうのでそれが痛いところです。
長く続いた現ダイヤでは日中大日と八尾南に車両を1編成ずつ留置し、両駅では1面2線の島式ホームのうち1線だけを使って折り返しをしていますが新ダイヤでもそれが続くのか、それとも2線使っての交互折り返しにするのかが気になっており、ダイヤを根本的に見直すならこういう所の変化も見せてほしいと思っています。既に7分30秒間隔で運行している四つ橋線や千日前線が終点で交互折り返しをしていないことを考えると現行通りの可能性が高そうですが1線だけの折り返しは余裕が無い感じにも見えてしまい、そろそろ2線使っての折り返しを検討してほしいです。
※写真は昨年撮影した大日検車場での30000系2本並び(第09編成と第01編成)です。